
ふわふわの被毛と、おっとりした性格で人気のラグドール。
実は成猫になるとかなり大きく育つ子が多く、「うちの子、ケージが窮屈そう、、、」と悩む飼い主さんは少なくないんですよね。
一般的な猫サイズを想定したケージだと、体格に対して余裕が足りないことも。
かといって大きすぎても置き場所に困ります。
この記事では、ラグドールの体格や長毛という特徴をふまえて、ケージ選びで見ておきたいポイントと、広さ・素材・段数のタイプ別におすすめのケージをまとめました。
お迎え準備中の方も、買い替えを考えている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
記事の監修者
ラグドールはもともと穏やかで、抱っこを好む子も多い甘えん坊な猫種です。
だからこそ「ケージに入れるのはかわいそうかな」と感じる飼い主さんもいるかもしれません。
でもケージは閉じ込める場所ではなく、その子だけの安心できるスペースとして役立つんですよ。
お迎え直後の環境慣らし、留守番中の安全確保、来客時や災害時の避難、多頭飼いのときの距離のとり方、、、こうした場面でケージがあると、猫にとっても飼い主さんにとっても心強い存在になります。
ラグドール選びで一番意識したいのが、やっぱりサイズなんです。
個体差はありますが、成猫、特にオスは大きく育つ傾向があり、一般的な猫より一回りゆったりした空間があると快適に過ごしやすくなります。
床面がゆったりしていて、体を伸ばして寝転がれる広さ。
ここは妥協しないほうが後悔が少ないですよね。
ラグドールは豊かなロングコートが魅力ですが、その分、通気性やお掃除のしやすさも見ておきたいポイントです。
格子タイプ(=柵状で風通しがよい構造)は空気がこもりにくく、抜け毛のケアもしやすいのが利点。
底に引き出し式トレー(=下から引き出してそのまま洗えるトレー)があると、抜け毛やトイレまわりの掃除がぐっとラクになりますよ。
まずは「とにかく体格に合った余裕がほしい」という飼い主さんへ。
大型猫対応をうたったケージから見ていきましょう。
はじめてのお迎えで、まずは手軽に用意したいという方には、組み立て不要ですぐ使えるタイプが便利です。
折りたたみ式で、届いてすぐ設置できる手軽さが魅力の2段ケージ。
防錆加工を施した丈夫なつくりで、ハンモック(=ケージ内に吊るす布製の休憩スペース)と床マットが最初から付いているので、届いたその日から使い始めやすいんです。

もう少し空間にゆとりを持たせたいなら、こちらもチェックしてみてくださいね。
大型の猫でもゆったり過ごせる広々設計で、スロープ階段(=段差をなだらかにつないで上り下りしやすくする傾斜のステップ)付き。
上部開閉式(=天面が開いてお世話や出し入れがしやすい仕組み)なので、抱っこ好きなラグドールを迎え入れるときもスムーズですよ。
ラグドールは活発すぎない子も多いですが、それでも上下に動けるスペースがあると気分転換になります。
多段ケージは、限られた床面積でも縦方向に広く使えるのがいいところなんです。
3段構造で上下運動ができるタイプ。
各段に休憩スペースがあり、遊びとくつろぎを両立しやすい設計です。
キャスター付き(=底面の車輪で移動できる仕組み)なので、お掃除や模様替えのときも動かしやすいのが助かります。
続いては、同じ3段でもシンプルで置きやすいデザインのものを。
高さを活かした3段構造で、各階にゆとりを確保。
白と黒を基調としたすっきりした見た目で、お部屋になじませやすいんですよね。
ハンモック付きなので、寝転がるのが好きな子ものんびり過ごしやすいはず。

開放感を重視したい方には、こんな選択肢もあります。
アーチ型のデザインが特徴的で、大型の猫でもゆったり。
複数の大きな扉が付いていて、被毛のケアやお世話のときに手が届きやすいのがポイントです。
通気性のよい格子タイプで、長毛のラグドールにも向いていますよ。
「せっかくなら成長後も見据えて、長く使えるものを」という飼い主さんには、拡張性や耐久性に配慮したケージがおすすめです。
最大3段まで拡張できる、大型猫対応の広々ケージ。
上下運動ができる構造で、留守番中の運動スペースとしても使いやすいんです。
給水ボトルを取り付けられる構造なので、日常のお世話まわりもまとめやすいですよね。
さらに広さを求めるなら、4段タイプという手も。
最大4段の広々空間で、スロープ階段とハンモックを備えたタイプ。
段ごとにスペースを分けて使えるので、寝る場所・トイレ・遊び場を整理しやすい構造です。
大きな扉で日々のお手入れもしやすく、1匹でゆったり使わせたい飼い主さんにぴったり。

ラグドールを迎える方は、お部屋の雰囲気を大切にしたいという方も多いんですよね。
正直、金属の格子ケージがリビングで浮いてしまう、、、という悩みはよく聞きます。
そんなときに候補になるのが、木製ケージ。
家具のように空間になじむデザインで、生活感を抑えたい飼い主さんに人気なんです。
北欧風のデザインが魅力の木製ケージ。
最大3段構造で空間にゆとりがあり、丸型と角型のデザインから選べるので、お部屋の雰囲気に合わせやすいのがうれしいところ。
見た目だけでなく、落ち着いて過ごせる空間づくりにも配慮されています。

もう少しコンパクトに、素材の質感を楽しみたい方はこちら。
天然木の温もりを感じる2段の分離タイプ。
上下でスペースを分けて使えて、縦型スラット(=縦板状の柵)デザインで通気性も確保しやすい設計です。
爪とぎポールも付属していて、日々のケアにも配慮されていますよ。
上下運動をたっぷりさせたい場合は、多段タイプと比べながら選ぶといいですね。
ケージ選びは、どんな場面で使うかによって最適解が変わってきます。
お迎え直後なら、まずは安心できる小さめの空間からスタートして、慣れてきたら広いケージへ、という段階的な使い方もあります。
環境の変化に敏感な子も多いので、無理のないペースで慣らしてあげてくださいね。
お留守番中心なら、トイレ・寝床・水飲みを無理なく置ける広さと、運動できる高さがあると安心です。
多頭飼いを考えているなら、頭数に対して十分なスペースがあるか、扉が複数あって出入りしやすいかを見ておくと、それぞれの子が距離をとりやすくなりますよ。
なお、被毛や皮膚の様子、食欲などにいつもと違う変化が気になる場合は、早めに獣医師に相談してみてくださいね。
同じケージでも、中の整え方しだいで居心地は大きく変わります。
ラグドールはのんびり過ごす時間を好む子も多いので、「くつろげる場所」をしっかり用意してあげることが、ケージを好きになってもらう近道なんです。
長毛の子は特に、通気のいい配置と、こまめな抜け毛ケアを意識してあげると快適に過ごしやすくなりますよ。
ラグドールのケージ選びは、なんといっても 体格に合った「広さ」と「余裕」 が出発点です。
そのうえで、長毛ならではの通気性やお手入れのしやすさ、そしてお部屋になじむデザインまで見ていくと、あなたとその子にぴったりの一台が見つかりやすくなります。
はじめてのお迎えでも、買い替えでも、選び方の軸が決まれば迷いはぐっと減ります。
ぜひこの記事を参考に、ラグドールがのびのび過ごせるケージを見つけてみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。