
ペットケージ用マットは、床の傷や汚れを防ぎ、防音効果も期待できる便利なアイテムです。
しかし、素材やサイズが豊富で、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
CageRoomはペットケージ専門店として、日々数多くのケージとマットの組み合わせを検証しています。
この記事では、その知見をもとに、ペットケージ用マットの選び方から、おすすめ商品4選、日々のお手入れ方法まで詳しくご紹介します。
愛するペットと飼い主さん、双方にとってぴったりのマットがきっと見つかるはずです。
記事の監修者
ペットケージ用マットは、ケージの下に敷いて使用するアイテムです。
一見すると「なくても困らない」と思われがちですが、実は飼い主にもペットにも多くのメリットをもたらしてくれる優れものなのです。
主な役割は、床を保護すること。
ケージの重みや、ペットが動くことによる振動で、フローリングや畳に傷がつくのを防ぎます。
特に賃貸住宅にお住まいの方にとって、退去時の原状回復費用を抑えられる点は大きなメリットです。
また、ケージ専門店としてお客様の声を多数伺う中で、「マットを敷いてからケージの安定感がまったく違う」「階下からの騒音クレームがなくなった」という声を非常に多くいただいています。
マットは"あると便利"ではなく、快適なペットライフの土台ともいえるアイテムです。
ペットケージ用マットを使用することで得られるメリットは、想像以上に多岐にわたります。
これらのメリットを総合的に考えると、ペットケージ用マットは単なるオプションではなく、快適なペットライフに欠かせない必需品といえるでしょう。
マットを使用しないと、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
☑ フローリングに細かな傷がつき、退去時の修繕費用がかさむ(賃貸では数万円の請求になるケースも)
☑ ケージが滑って動き、ペットが不安を感じてストレス行動につながる
☑ 足音や物音が響き、特にマンション・アパートでは近隣トラブルの原因になる
☑ 冬場に床からの冷気が直接伝わり、ペットが体調を崩すリスクが高まる
☑ ケージ周辺の汚れが床に直接広がり、掃除の手間が倍増する
これらの問題を未然に防ぐためにも、適切なマット選びが重要なのです。
ペットケージ用マットを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。
愛するペットの種類や生活環境に合わせて、最適なものを見つけましょう。
CageRoomのケージ評価基準
当サイトでは、以下の5つの基準をもとに、取り扱うすべてのケージおよび関連アイテム(マット含む)を評価しています。①安全性:素材の強度、鋭利な部分がないか、塗装の安全性、ロック機構の信頼性
②サイズ適合性:犬種/猫種別の推奨サイズとの適合、成長後を見越したゆとり
③通気性:空気の循環、メッシュ構造の密度、季節ごとの快適性
④掃除のしやすさ:トレーの取り外し、分解洗浄のしやすさ、底面の防水性
⑤インテリアとの調和:素材の質感、カラー展開、部屋に置いた際の圧迫感マット選びにおいても、この評価基準のうち特に「安全性」「サイズ適合性」「掃除のしやすさ」の3点を重視して商品を厳選しています。
マットを購入する前に、よくある失敗パターンを知っておくことで、無駄な買い物を避けられます。
失敗①:「今のケージサイズ」だけで選んでしまう
子犬・子猫は急速に成長します。
成犬・成猫時のケージサイズを想定してマットを選ばないと、数ヶ月で買い替えが必要になることも。
マットは最初から大きめを選んでおくのが鉄則です。
失敗②:設置場所を考えずに「大きすぎるマット」を購入
実際に部屋に敷いてみたら圧迫感がすごい、ドアの開閉に干渉する等のトラブルも。
購入前に必ず設置予定場所の寸法を測りましょう。
失敗③:掃除のしやすさを軽視する
底面トレーが引き出せないケージとの組み合わせでは、マットの掃除の手間が段違いに増えます。
マットの防水性やお手入れ性は、日々の衛生管理に直結する最重要ポイントです。
マット選びで最も重要なのがサイズです。
ケージのサイズぴったりではなく、周囲に10〜20cmほど余裕を持たせたサイズを選ぶのがおすすめ。
ケージからこぼれた水や食べかす、抜け毛などが床に直接落ちるのを防げます。
また、ケージの出入り口付近にもマットがあることで、ペットが出入りする際の滑り止めとしても機能します。
測り方のポイント
ペットケージ専門店が教える「サイズ選び」の基本
マットのサイズを正しく選ぶには、まずケージサイズの目安を把握しておくことが大切です。
ケージサイズがわかれば、必要なマットのサイズも自ずと決まります。【犬のケージサイズ目安】
- 超小型(〜4kg/チワワ、ヨークシャーテリア):幅60cm〜 → マット目安:幅80cm〜
- 小型(4〜10kg/トイプードル、ミニチュアダックス):幅75〜90cm → マット目安:幅95〜110cm
- 中型(10〜25kg/柴犬、フレンチブルドッグ):幅90〜120cm → マット目安:幅110〜140cm
- 大型(25kg〜/ラブラドール、ゴールデンレトリバー):幅120cm〜 → マット目安:幅140cm〜
【猫のケージサイズ目安】
- 子猫・シニア猫:2段構造、高さ100cm程度 → マット目安:底面幅+20cm
- 成猫(一般):2〜3段構造、高さ120〜150cm → マット目安:底面幅+20〜30cm
- 大型猫(メインクーン等):3段以上、高さ150cm〜 → マット目安:底面幅+30cm
- 多頭飼い(2匹〜):幅90cm〜の大型サイズ → マット目安:幅110cm〜
基本の考え方:ケージの中でペットが立ち上がって頭がつかえない高さ、方向転換ができる幅が最低条件。
トイレを中に置く場合は、さらにワンサイズ大きめのケージ=さらに大きめのマットを選びましょう。
マットの素材によって、機能性や使い勝手が大きく変わります。
主な素材とその特徴を押さえておきましょう。
コルクマット
天然素材で断熱性と吸音性に優れています。
軽量でカットしやすく、サイズ調整が簡単。
ただし、水に弱く、汚れが染み込みやすいのがデメリット。
水をよくこぼすペットには不向きです。
EVA樹脂マット(ジョイントマット)
クッション性が高く、防水性にも優れています。
汚れた部分だけ取り外して洗えるのが非常に便利。
厚みがあるため、防音効果も期待できます。
多くの飼い主さんに選ばれている定番素材です。
PVC(塩化ビニール)マット
耐水性が高く、お手入れが非常に簡単。
表面が滑らかで汚れが染み込みにくい。
薄手のものが多く、コンパクトに収納できます。
トイレトレーニング中のペットにも安心の素材です。
ラグ・カーペットタイプ
インテリア性が高く、お部屋に馴染みやすい。
吸音性に優れ、ペットの足にも優しい素材感が魅力。
ただし、洗濯の頻度が高くなる点と、毛が絡みやすい点に注意が必要です。
マットの厚みは、用途やお住まいの環境によって選び分けましょう。
集合住宅の2階以上にお住まいの方や、大型犬を飼育している方は、厚手のマットを選ぶと安心です。
特に夜間にペットが動き回る場合、防音性能の差は生活の快適さに直結します。
日々のお手入れを考えると、掃除しやすい素材を選ぶことが長期間快適に使い続ける秘訣です。
☑ 防水性があり、拭き掃除ができるもの
☑ 丸洗いできるもの
☑ 部分的に取り外して洗えるジョイントタイプ
☑ 抗菌・防臭加工が施されているもの
特にトイレトレーニング中の子犬や、水をよくこぼすペットには、防水性の高い素材がおすすめです。
日常的に使うものだからこそ、「掃除がラク」であることは想像以上に重要なポイントになります。
ペットが直接触れる可能性があるため、安全性も重要なチェックポイントです。
特に好奇心旺盛な子犬や子猫の場合、マットを噛んでしまうこともあるため、安全性の高い商品を選びましょう。
CageRoomでは、すべての取り扱い商品について素材の安全性を確認しています。
ここからは、実際におすすめのペットケージ用マットを4つご紹介します。
素材や機能性、価格帯まで幅広くピックアップしました。
CageRoomの評価基準(安全性・サイズ適合性・掃除のしやすさ)に基づいて厳選していますので、ぜひ参考にしてください。
木目調のフレームがインテリアに馴染む、小型犬に最適なペットケージです。
ケージ下部には床を保護するマット機能を備えており、フローリングの傷や汚れを防ぎます。
室内でペットを飼育する際に必要な機能を備えながら、デザイン性にも優れた商品となっています。
広々とした空間設計で、ペットが快適に過ごせる環境を提供します。
床への負担を軽減するマット構造により、安心して長期間使用できる点も魅力です。
【ペットのタイプ別おすすめ度】
| ペットタイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 小型犬(チワワ、トイプードル等) | ★★★★★ 木目調デザインがリビングに最適 |
| 中型犬(柴犬、フレンチブル等) | ★★★☆☆ サイズがやや小さめの可能性あり |
| 大型犬(ラブラドール、ゴールデン等) | ★★☆☆☆ サイズ不足のため非推奨 |
| 猫(一般的な体格) | ★★★★☆ 落ち着いたデザインで猫にも好適 |
| 大型猫(メインクーン等) | ★★★☆☆ スペースにやや余裕がない場合も |
【用途別おすすめ度】
| 用途 | おすすめ度 |
|---|---|
| 普段使い(室内設置) | ★★★★★ インテリアに馴染み日常使いに最適 |
| お留守番用 | ★★★★☆ 安定感があり安心 |
| 移動・通院用 | ★★☆☆☆ 据え置きタイプのため不向き |
| 多頭飼い | ★★☆☆☆ 1頭向けのサイズ感 |
透明な窓からペットの様子が観察できる、大型サイズのうさぎ用ケージです。
専用アクセサリーとともに、床を保護するマット機能も充実しています。
ケージ内部は広々としており、うさぎなどの小動物がストレスなく過ごせる設計になっています。
透明窓により視認性が高く、ペットの健康管理もしやすい構造です。
底部のマットが床への衝撃を吸収し、騒音対策にも効果的な商品となっています。
【ペットのタイプ別おすすめ度】
| ペットタイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 小型犬(チワワ、トイプードル等) | ★★★☆☆ 使用は可能だがケージ構造が犬向けではない |
| 中型犬(柴犬、フレンチブル等) | ★★☆☆☆ 小動物向け設計のため非推奨 |
| 大型犬(ラブラドール、ゴールデン等) | ★☆☆☆☆ サイズ・強度ともに不適合 |
| 猫(一般的な体格) | ★★★★☆ 透明窓で様子が見やすく好適 |
| うさぎ・小動物 | ★★★★★ 専用設計で最適 |
【用途別おすすめ度】
| 用途 | おすすめ度 |
|---|---|
| 普段使い(室内設置) | ★★★★★ 透明窓で観察しやすく日常使いに最適 |
| お留守番用 | ★★★★★ 広々設計でストレス軽減 |
| 移動・通院用 | ★★☆☆☆ 大型のため移動には不向き |
| 多頭飼い | ★★★★☆ 広いスペースで複数飼育にも対応 |
高密度設計により耐久性に優れた、うさぎ飼育に最適なペットケージです。
引き出し式トレーを搭載しており、お手入れが簡単にできる構造になっています。
ケージ底部のマット部分は汚れに強く、床をしっかり保護してくれます。
密度の高い作りでペットの安全性を確保しながら、清潔な環境を維持できる点が特徴です。
マット機能により床へのダメージを最小限に抑え、長期間安心して使用できる商品です。
【ペットのタイプ別おすすめ度】
| ペットタイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 小型犬(チワワ、トイプードル等) | ★★★☆☆ 引き出し式トレーは犬にも便利 |
| 中型犬(柴犬、フレンチブル等) | ★★☆☆☆ 小動物向け設計のためサイズ不足 |
| 大型犬(ラブラドール、ゴールデン等) | ★☆☆☆☆ 強度・サイズともに不適合 |
| 猫(一般的な体格) | ★★★☆☆ 使用可能だが段構造がないため猫には不向き |
| うさぎ・小動物 | ★★★★★ 高密度設計で安全性・清潔さともに最適 |
【用途別おすすめ度】
| 用途 | おすすめ度 |
|---|---|
| 普段使い(室内設置) | ★★★★★ 引き出し式トレーで日常のお手入れが楽 |
| お留守番用 | ★★★★☆ 丈夫な作りで安心 |
| 移動・通院用 | ★★☆☆☆ 据え置き向けの設計 |
| 多頭飼い | ★★★☆☆ サイズによっては複数飼育に対応 |
密閉性の高い金属製構造で、小動物の飼育に適したペットケージです。
専用の滑り止めマットが付属しており、ケージのズレや床への傷を効果的に防ぎます。
金属製ならではの丈夫さと、マットによる床保護機能を兼ね備えた実用的な商品です。
ペットが安全に過ごせる密閉性を保ちながら、滑り止めマットが床面をしっかりガードします。
お手入れしやすい構造で、衛生的な飼育環境を維持できるケージとなっています。
【ペットのタイプ別おすすめ度】
| ペットタイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 小型犬(チワワ、トイプードル等) | ★★★★☆ 金属製で強度が高く安心 |
| 中型犬(柴犬、フレンチブル等) | ★★★☆☆ サイズ確認が必要 |
| 大型犬(ラブラドール、ゴールデン等) | ★★☆☆☆ 小動物向けサイズのため不適合 |
| 猫(一般的な体格) | ★★★★☆ 密閉性が高く脱走防止にも有効 |
| うさぎ・小動物 | ★★★★★ 滑り止めマット付きで小動物に最適 |
【用途別おすすめ度】
| 用途 | おすすめ度 |
|---|---|
| 普段使い(室内設置) | ★★★★★ 滑り止めマットで安定感抜群 |
| お留守番用 | ★★★★★ 金属製で高い安全性を確保 |
| 移動・通院用 | ★★★☆☆ 金属製のためやや重い |
| 多頭飼い | ★★★☆☆ サイズ次第で対応可能 |
ペットケージ用マットは、床を保護し、防音効果も期待できる、ペットとの暮らしに欠かせないアイテムです。
この記事でご紹介した選び方のポイントを改めて整理すると、以下の通りです。
ペットの種類や体格、生活環境、そして飼い主さんのライフスタイルに合わせて、最適なマットを選んでください。
適切なマットを使うことで、床の保護だけでなく、ペットの快適性も向上し、お互いにストレスフリーな生活が送れます。
CageRoomでは、ペットケージ専門店ならではの視点で、マットを含めたケージ関連アイテムを厳選してご紹介しています。
愛するペットとの暮らしをより豊かにするために、ぜひお気に入りのマットを見つけてください。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。