
「猫が増えたからケージも広げたい」「今のケージにもう一段足せたら…」そんなふうに考えて、連結できる猫ケージを探している飼い主さん、正直けっこう多いんですよ。
でも、いざ調べてみると「積み重ね式」「拡張タイプ」「分離タイプ」など言葉がバラバラで、結局どれが自分の環境に合うのか分かりにくいですよね。
この記事では、猫ケージの「連結」が実際どういう仕組みなのかを整理しながら、多頭飼いや省スペース、インテリア重視など目的別に選び方をお伝えします。
読み終わるころには、あなたのお部屋にぴったりの一台がきっと見つかりますよ。
記事の監修者
まず最初に整理しておきたいんですが、「連結できる猫ケージ」と一口に言っても、実は指しているものがいくつかに分かれるんです。
ここを曖昧にしたまま選ぶと、「思っていた使い方ができなかった、、、」となりがち。
なので、最初に大枠だけつかんでおきましょう。
同じ「連結」でも、縦に伸ばしたいのか、横に広げたいのか、あるいは分けて使い分けたいのかで、選ぶべきケージは変わってきます。
あなたの目的がどれに近いか、思い浮かべながら読み進めてみてくださいね。
一番イメージしやすいのが、段を重ねて拡張していく積み重ね式(=ユニットを縦に重ねてスペースを足していける仕組み)ですね。
「今は1段で十分だけど、将来もう一段ほしくなるかも」という飼い主さんに向いています。
まずは、必要に応じて足していける基本の一台から見てみましょう。
透明扉で中の様子が見やすい1段タイプ。
複数段を自由に組み合わせて拡張できるので、来客時や引っ越し時の一時的な待機スペースとしても使いやすいんです。

もう少し移動のしやすさも欲しい、という方にはこちら。
キャスター付き(=底にコロが付いていて動かせる仕組み)で、最大3段まで積み重ねられるシンプルタイプ。
各段が独立した構造なので、掃除や環境の切り替えなど、シーンに合わせて個別に使い分けやすいのがポイントです。
ここで正直にお伝えしておくと、積み重ね式の多くは各段が独立している=段の間を猫が自由に行き来できないタイプなんです。
上下運動をたっぷりさせたい場合は、次に紹介する「段の中を移動できるタイプ」も検討してみてくださいね。
同じ拡張系でも、ケージ内でスロープや階段を使って上下に移動できる構造なら、お留守番中の運動スペースとしても活躍します。
日常使いをメインに考えている飼い主さんには、こちらのほうが合うことが多いんですよ。
最大3段まで拡張できて、ハンモックやスロープ階段(=段の間を猫がのぼりおりできる坂状のパーツ)にも対応。
大型の子にも対応したサイズ感で、給水ボトルも取り付けられるので、毎日の暮らしにしっかりなじみます。

「段数は最初から選んで決めておきたい」という方には、こんな選択肢も。
2段・3段から選べる設計で、一人でも組み立てやすいのがうれしいところ。
上部開閉式(=天井部分が開いてお世話しやすい仕組み)で、底面のトレーも取り外して洗えるので、お手入れの負担も抑えやすい仕様なんです。
「ふだんは2段でまとめて、掃除や来客のときは分けたい」——そんな柔軟な使い方をしたいなら、分離タイプ(=上下を切り離して別々にも使える構造)が便利です。
ライフスタイルの変化に合わせて形を変えられるのが、このタイプの強みですね。

天然木の温もりが感じられる2段の分離タイプ。
上下を分けて使える設計で、爪とぎポールも付属。
縦格子デザインで通気性がよく、中の様子も確認しやすいので、インテリア重視の飼い主さんにも取り入れやすい一台です。
コンパクトに重ねて省スペースにしたい方には、クレート(犬猫用の箱型の寝床・移動にも使えるハウス)タイプの積み重ねもおすすめ。
円形の扉や肉球マークがかわいい、見た目も楽しめるデザイン。
積み重ねて設置できるので、省スペースでも落ち着ける居場所を作りやすいんですよ。
多頭飼い(=1つの家庭で複数の猫を迎えて暮らすこと)の場合、縦の拡張だけでなく、そもそも広さと出入口の多さが大事になってきます。
「連結して増やす」より、「最初から多頭対応の広いケージを選ぶ」ほうが結果的に快適、というケースも多いんです。
うちの子たちがのびのび過ごせる空間を、と考えている飼い主さんはこのあたりを。
最大4段の高さを活かして、上下運動をしっかり楽しめる大型タイプ。
階段とハンモックで「動く場所」と「くつろぐ場所」を分けやすく、複数飼育にも対応しやすい設計です。

各段に出入口がほしい、という方にはこちら。
3段構造で、各段に出入口と休憩スペースを備えたタイプ。
スロープ階段付きでケージ内の移動もスムーズ、格子構造で通気性もよく、複数の子でも使いやすい広々設計なんです。
正直、ケージって「置くと部屋の生活感が一気に出る」のが悩みどころですよね。
でも最近は、家具のようになじむデザインで拡張できるタイプも増えているんです。
インテリアとの調和を大切にしたいあなたには、こんな一台を。
天然木の温もりを感じる、多頭飼い対応の広々設計。
前面は大きな透明扉で中の様子が見やすく、ハンモックや爪とぎポールも付属。
底部の引き出し収納で、お手入れや小物の管理もしやすい仕様です。
もう少し価格を抑えつつ、木目調でまとめたい方にはこちら。
最大3段で、生活スペースとトイレを分けて配置できる透明ドアタイプ。
引き出し式のトイレスペースでお手入れがしやすく、木目調の天板が家具のようにお部屋になじみます。
最後に、実際に連結・拡張タイプを使うときのポイントを3つだけお伝えしますね。
そして、動きが鈍くなったりジャンプを嫌がるようになったりと、様子で気になる変化があれば、無理に高さを足さず獣医師に相談してみるのも安心につながります。
シンプルに2段から始めたい、という方には手に取りやすいこちらもどうぞ。
全面格子で通気性のよい2段タイプ。
ハンモックや休憩スペース付きで、上部開閉式だからお世話や掃除もしやすい、はじめの一台にちょうどいいシンプル設計です。
猫ケージの「連結」は、縦に積み重ねる・分離して組み替える・横に広げるという3方向で考えると、ぐっと選びやすくなります。
大切なのは、いま何頭で暮らしていて、これからどう変わりそうか。
そして、上下運動をさせたいのか、省スペースを優先したいのか、というあなたの暮らし方です。
段を足せる余白のあるケージを選んでおくと、猫が増えても、住まいが変わっても、無理なく対応しやすいんですよね。
読者のみなさんとおうちの子にとって、ちょうどいい居場所づくりのヒントになればうれしいです。
焦らず、相性を見ながらぴったりの一台を選んでみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。