
猫を2匹お迎えするとき、「ケージは1匹用を2つ?それとも大きめを1つ?」と迷う飼い主さん、本当に多いんですよね。
ネットで調べても1匹前提の情報ばかりで、2匹だと何が違うのか分かりにくい、、、そんな声をよく聞きます。
この記事では、2匹用に向いた猫ケージの選び方を、段数・広さ・掃除のしやすさ・設置場所の4つの軸でやさしく整理しました。
価格帯別のおすすめも紹介するので、あなたのおうちと2匹の相性に合った1台がきっと見つかります。
記事の監修者
正直、1匹のときと2匹のときでは、ケージに求めるものがけっこう変わってきます。
まず大きいのが 「広さ」と「逃げ場」 なんですよ。
猫って仲良しに見えても、ひとりになりたい時間を好む子も多いんです。
2匹が同じ空間にいても、それぞれが落ち着ける場所を確保できるかどうか。
ここが2匹用ケージ選びの出発点になります。
そしてもう一つが上下の動き。
猫は横の広さより縦の空間を活かす子が多いので、段数のある多段ケージ(=複数のフロアが階段やスロープでつながった構造)が相性いいんですよね。

ここからは、実際に選ぶときのチェック項目を整理していきます。
1匹なら2段でも十分なことが多いですが、2匹となると話が変わります。
休む場所・動く場所・トイレスペースを分けようとすると、3段以上あると余裕が出やすいんですよ。
最初の1台として選びやすいのが、こちらの3段タイプ。
スロープ階段とハンモック、休憩スペースを備えていて、動く場所とくつろぐ場所を分けやすい設計です。
下段の引き出し式トレイ(=底のトレーを引き出してそのまま洗える仕組み)で、お手入れもラクなんですよね。
もう少し各段を広く取りたいなら、複数扉つきのこちらも候補に入ります。
各段に出入口と休憩スペースがあるので、2匹がそれぞれの段を「自分の場所」として使い分けやすいのがいいところ。
大型サイズながら組み立てが簡単な点も、初めての方にうれしいポイントです。
意外と見落としがちなのが扉の数なんです。
扉が各段にあると、上の子・下の子それぞれにごはんをあげたり、サッと様子を見たりするのがスムーズになります。
掃除のときも、一カ所からぜんぶ手を伸ばすより断然ラク。
「複数扉」「各階扉付き」 と書かれたモデルは、2匹飼いと相性がいいですよ。
2匹いると、当然ながらお世話の量も増えますよね。
だからこそ掃除の動線は大事です。
引き出し式トレイや、上からまるごとお世話できる 天井開閉式(=ケージ上部が開いて中に手を入れやすい構造) があると、毎日の負担がぐっと減ります。
4段タイプで上下にしっかり動けるこちらは、棚板やハンモック、トイレスペースまで備えた多頭向けの設計。
扉が大きく開くので、お世話もお掃除もスムーズに進みます。
キャスター付き(=底にコロが付いて移動できる仕組み)で、掃除機をかけるときに動かせるのも地味に助かるんですよ。

2匹用は単純にサイズが大きくなるぶん、お部屋での存在感も増します。
リビングに置く前提なら、お部屋になじむデザインかどうかも見ておきたいところ。
木目調やナチュラルカラーのケージなら、大きくても圧迫感が出にくいんですよね。
透明扉で中の様子が見やすく、見守りながら使える3段タイプ。
木目調のナチュラルなデザインで、お部屋の雰囲気になじみやすいのが個人的にもおすすめポイントです。
予算感は人それぞれなので、ここでは安・中・高でバランスよく紹介していきますね。
「初めての多頭飼いだし、いきなり高いのは不安、、、」という飼い主さんには、折りたたみできる手頃なタイプが安心です。
3段で高さと広さを確保しつつ、使わないときはコンパクトに折りたためる設計。
スロープ付きで上下移動がしやすく、各階を分けて使えるので2匹でも無理がありません。
トイレを下部に収めたいなら、こちらも見ておきたい1台。
下部にトイレを収納できる設計で、生活スペースと分けて使いやすいのが特徴です。
天板に猫用品を置けるので、見た目もすっきりまとまりますよ。
毎日メインで使うなら、もう一段ゆとりのあるクラスも検討する価値あり。
最大4段の高さを活かして、上下運動がしっかりできる猫用ケージです。
階段とハンモックで動く場所とくつろぐ場所を分けやすく、複数飼育にも対応しやすい広さが魅力なんですよ。

「どうせ買うなら長く使えるものを」「お部屋の主役になっても恥ずかしくないデザインがいい」という方には、上位クラスもチェックしてみてください。
最大3段まで拡張できる広々設計で、ハンモックやスロープの設置にも対応。
給水ボトル(=ケージに取り付けて水を飲ませられる器具)を付けられる構造で、留守番中の運動スペースとしても使いやすい1台です。
各段を透明扉で仕切れるタイプを探しているなら、こちらも候補に。
各段に透明扉を採用していて、段ごとに空間を分けて使えるので、2匹がそれぞれ快適に過ごしやすい設計です。
インテリアになじむデザイン性と使いやすさを両立しています。
デザインを最優先したい飼い主さんには、木製のこちらがぴったりかもしれません。
北欧風デザインの木製ケージで、丸型と角型から選べます。
最大3段で広さを確保しつつ、上品な見た目でお部屋の雰囲気を損なわないのが、リビング置きにうれしいんですよね。

最後に、寄り添いの視点からいくつかお伝えしますね。
1つのケージで2匹を過ごさせる場合、相性を見ながら進めるのがいちばん大事です。
お迎え直後は緊張する子もいるので、最初は様子を見つつ、無理のないペースで慣らしてあげてくださいね。
トイレは頭数より1つ多めが安心とよく言われます。
スペースに余裕があれば、トイレを分けられる構造を選んでおくと後々ラクですよ。
それから、ごはんやお気に入りの場所をめぐって主張が出やすい子もいます。
これは個性なので、休憩スペースや段を分けて、それぞれの「自分の居場所」を用意してあげるといいんです。
食欲や体調にいつもと違う様子が見られる場合は、念のため獣医師に相談してみてくださいね。
2匹用の猫ケージ選びは、広さ・段数・扉の数・掃除のしやすさ・設置場所の5つを押さえると、ぐっと選びやすくなります。
大切なのは、おうちの広さと2匹の個性に合った1台を見つけること。
今回紹介したケージを参考に、あなたと猫たちにとって心地よい空間を整えてみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。