
スコティッシュフォールドを迎えるとき、「ケージはどのサイズを選べばいいの?」と悩む飼い主さん、多いんですよね。
折り耳の愛らしさで人気の子ですが、体格やのんびりした性格に合ったサイズを選んであげないと、窮屈だったり逆に持て余したりということも。
この記事では、スコティッシュフォールドの体のサイズを起点に、段数・高さ・設置場所からケージを選ぶ考え方を整理していきます。
子猫期からシニアまで見据えたサイズの目安と、タイプ別のおすすめケージも紹介しますので、あなたのお部屋にぴったりの1台を見つけるヒントにしてみてくださいね。
記事の監修者
まず前提として、スコティッシュフォールドは中くらいの体格になる猫種です。
成猫でだいたい体重3〜5kg前後、体長も標準的なサイズに落ち着く子が多いんですよ。
もちろん個体差はあるので、あくまで目安として捉えてくださいね。
サイズ選びで大事なのは、「今の体」ではなく「大人になったときの体」を基準にすること。
子猫のうちに小さめを買ってしまうと、あっという間に手狭になってしまうことも本当に多いんです。
ケージのサイズ表記は「幅×奥行き×高さ」で書かれています。
スコティッシュフォールドのように落ち着いた性格の子には、次のバランスが取り入れやすいですよ。
スコティッシュフォールドは、のんびり過ごすのが好きな子も多い猫種。
激しく飛び回るというより、ゆったりくつろげる横の広さがあると過ごしやすいんですよね。
折り耳の子のなかには、関節に負担がかかりやすい体質を持つ子もいると言われています。
だからこそ、段と段の間をスロープ階段(=段差をゆるやかな坂でつなぐ仕組み)でつないだケージだと、無理のない上下移動をサポートしやすいんです。
高すぎる段差を一気に飛び越えるより、ゆるやかに歩いて登れる設計のほうが、体への負担を抑えやすいですよね。
気になる様子がある場合は、獣医師に相談しながら環境を整えてあげてください。

まずは、はじめの1台にしやすいスタンダードな2段タイプから。
こちらはスロープ階段付きの2段ケージで、無理なく上下を行き来できる設計です。
底のトレーは引き出して丸洗いできる引き出し式トレイ(=下のトレーを引き出して洗える仕組み)なので、お手入れもラクなんですよ。
頑丈な金属フレームで安定感があるのも、はじめての1台として安心できるポイント。
同じスコティッシュフォールドでも、子猫期・成猫期・シニア期で「ちょうどいいサイズ」は変わってきます。
子猫のうちは体が小さく、高い段差はまだ苦手なことも。
ですが、前述の通りサイズは成猫基準で選ぶのがおすすめです。
段差が不安な時期は、使う段を絞ったり、スロープをゆるやかにしてあげると安心なんですよね。
いちばん活発に使う時期。
トイレ・食器・休憩スペース・ハンモックをバランスよく置ける広さがあると、留守番中もストレスをためにくくなります。
こちらは大型猫にも対応した2段タイプ。
屋根付きの家型デザインで、スロープ階段に加えて収納引き出しも付いているので、猫用品をまとめて片づけられるのが地味に助かるんです。
キャスター付き(=底に車輪が付いていて動かせる仕組み)なので、掃除のときの移動もスムーズ。
年齢を重ねると、高い場所への移動がだんだん負担になる子もいます。
この時期は、低めの段構成や、滑りにくいステップがあるケージだと過ごしやすいですよね。
無理に段を増やさず、横の広さでゆとりを作ってあげる発想も大切です。
限られた床面積でスペースを確保したいなら、上に伸ばす3段以上のタイプが向いています。

3段でしっかり高さを活かしつつ、各階にゆとりを持たせた広々設計です。
ハンモック(=吊り下げ式の休憩スペース)付きで、お気に入りのくつろぎ場所を作りやすいのも魅力。
白と黒のシンプルな配色で、お部屋にもなじみやすいんですよ。
もう少し扉の使い勝手や頑丈さを重視したい場合は、こちら。
すべての段に扉が付いた3段タイプで、お世話や掃除のたびに手が届きやすい設計です。
丈夫な鉄線と補強金具でしっかり作られているので、活発に動く子でも安心して使いやすいですよ。
一方で、天井の高さや圧迫感が気になるお部屋なら、4段でも設置面積を抑えたスリム縦型という選択もあります。
最大4段の縦型で、スロープ階段とハンモックを備えつつ、床の占有スペースはコンパクト。
大きな扉と上部開閉(=天井部分が開いて出し入れできる仕組み)で、抱っこでの出し入れもしやすいんです。
ゆったり1匹で使わせたいときにも向いています。
スコティッシュフォールドを迎える方には、インテリアにもこだわりたい飼い主さんが本当に多いんですよね。
そんなときは、スチールむき出しではなく木目を取り入れたタイプが、お部屋になじみやすいんです。

木目調の天板が空間になじむ2段ケージ。
吊り下げ式ハンモックが付いていて、見た目と使い勝手のバランスがちょうどいいんですよ。
食器や給水器も取り付けられるので、日々のお世話にも配慮された作り。
もっとデザイン性を求めるなら、円形の木製ケージも素敵です。

天然木の縦格子が映える円形デザインで、360度どこからでも愛猫の様子を見守れます。
3段構造で上下運動もでき、キャスター付きで模様替えもしやすい。
リビングの主役にもなってくれる1台です。
予算に余裕があって「妥協したくない」という方には、こちら。
北欧風デザインの木製ケージで、1〜3段まで空間にゆとりを持たせられます。
丸型と角型から選べるので、お部屋の雰囲気に合わせやすいのもうれしいポイント。
上品な佇まいで、置くだけでインテリアが締まりますよね。
賃貸住まいや、置き場所が限られているお部屋なら、幅を抑えたスリムタイプが頼りになります。
下部にトイレと収納を備えたトイレ付スリムケージ。
狭いスペースにも置きやすい省スペース設計で、砂の飛び散りを抑えるカバー付きトイレも付いています。
木製棚板とスチールの組み合わせでインテリアになじみやすく、壁固定用の転倒防止ベルトが付いているのも安心なんですよ。
最後に、購入前に確認したいポイントをまとめておきますね。
特に採寸は本当に大切です。
届いてから「思ったより大きかった、、、」となりがちなので、置き場所の幅・奥行き・高さは必ずメジャーで測っておいてくださいね。
スコティッシュフォールドのケージ選びは、成猫時の体格を基準にしたサイズ設定と、段差にやさしい設計が大きなカギになります。
のんびり過ごすのが好きな子も多い猫種だからこそ、横の広さとくつろぎスペースを意識してあげると、毎日をゆったり過ごしやすくなるんですよね。
コンパクトなスリム型から、リビングに映える木製デザインまで、選択肢は本当にさまざま。
あなたのお部屋と、愛猫のライフステージに合った1台を、じっくり選んでみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。