
シーズーをお迎えするとき、あるいは今のケージがちょっと窮屈そうに見えてきたとき、「うちの子には結局どのサイズが合うの?」と手が止まってしまう飼い主さん、多いんじゃないでしょうか。
小型犬とはいえシーズーはがっしりめの体つきの子も多く、チワワ用の感覚で選ぶと意外と狭かった、、、なんてことも起こります。
かといって大きすぎても、部屋を圧迫したり落ち着かなかったり。
この記事では、シーズーの体格に合うケージサイズの基本の目安から、子犬期と成犬期の違い、タイプ別の選び方までをまとめました。
サイズ選びの「なんとなく不安」を「これで大丈夫」に変えるお手伝いができれば嬉しいです。
記事の監修者
シーズーのケージサイズを考えるとき、体重や体高の数字から入ると迷子になりがちなんですよね。
まず押さえたいのは、ケージの中でその子が無理なくできる動作のほうです。
具体的には、次の3つが基準になります。
この3つがクリアできていれば、シーズーにとって「窮屈すぎない広さ」がだいたい確保できていると考えていいんです。
逆に言うと、この動作ができないサイズは、たとえ「小型犬用」と書いてあっても愛犬には小さめ、ということになります。
シーズーは成犬でおおよそ体重4〜8kg前後、体高20cm台の子が多い犬種です。
ただ、ここは本当に個体差が大きい部分。
骨格ががっしりした子もいれば、ほっそりした子もいます。
同じシーズーでも、ふっくらタイプの子や大きめサイズの子は、ワンサイズ上げたほうがゆったり過ごせることも多いんですよ。
体重が平均より大きめで気になる場合は、健康面もあわせて獣医師さんに相談してみると安心です。
数字で目安を持っておくと選びやすくなります。
シーズーの成犬なら、ざっくり次のあたりが一つの基準です。
商品ページのサイズ表で「シーズーなど小型犬」と記載があるサイズは、この範囲に収まっていることが多いです。
迷ったら、表記サイズよりワンランク上を選んでおくと後悔しにくい、というのが個人的にもおすすめの考え方です。

まずは基本を押さえた定番タイプから見てみましょう。
こちらはS〜XLまで幅広く、シーズーには「Lサイズ(幅70cm前後)」あたりが目安になるタイプ。
下の**引き出しトレー(=下のトレーを引き出してそのまま洗える仕組み)**でお手入れがラクですし、使わないときは折りたためるので、賃貸や省スペース派の方にも扱いやすい一台なんです。
「子犬のうちから大きいケージだと落ち着かないのでは?」という不安、これもよく聞きます。
結論から言うと、シーズーの子犬をお迎えする場合、成犬サイズを見越して選ぶか、成長に合わせて買い替えるか、どちらかを最初に決めておくとスムーズなんですよ。
シーズーは生後半年ほどで体格がぐっと大きくなる子が多いので、子犬用の小さめケージだと、あっという間にサイズアウト、、、ということも。
広すぎるケージが心配な場合は、仕切り板やサークルを併用して空間を区切る方法もあります。
トイレスペースと寝床をゆるやかに分けてあげると、子犬でも落ち着きやすい環境をつくれます。
清潔さを保ちやすいタイプなら、成長期のヤンチャな時期も安心です。
底面とトレーを取り外して丸洗いできるので、粗相が多い子犬期でもサッと清潔をキープ。
ワイヤー構造で安定感があり、折りたたみにも対応しています。
シーズーには2XL(幅106.5cm)まで選べるので、大きめの子でもゆとりを持たせやすいですね。
同じ「シーズー対応サイズ」でも、素材やデザインで住み心地も暮らしやすさも変わります。
ここからは、飼い主さんの重視ポイント別に見ていきましょう。
やんちゃで力のある子や、長く使いたい方にはしっかりした素材のものが向いています。
**ステンレス製(=さびにくく丈夫な金属)で、上部が開く上部開閉式(=天井側からお世話できる仕組み)**が便利なタイプ。
シーズーにはMサイズ(幅76cm)が目安です。
床面がワイヤーなので、肉球のために必ずマットやクッションを敷いてあげてくださいね。

リビングに置くなら、家具として見てもかわいいものを選びたいですよね。
木製ケージは、お部屋の雰囲気を壊さずシーズーの居場所をつくれるのが魅力です。
六角形デザインが個性的な木製ケージで、前面には様子が見える透明パネル付き。
Mサイズ(幅60cm)が「シーズーなど小型犬」向けとされています。
骨型のネームプレートがついていて、リビングにちょこんと置くだけで特別感が出るんです。
もう少しナチュラルで犬小屋らしい雰囲気が好きな方には、こちらも。
天然木の三角屋根がかわいい犬小屋風タイプ。
シーズーには**XL(幅80cm)**が目安です。
一時的な待機スペースや、来客時のちょっとした居場所としても使いやすい、インテリアになじむデザインなんですよ。

自宅用とは別に、通院やお出かけ用のキャリーも持っておくと安心です。
キャリーの場合も、立って方向転換できるという基準は同じ。
シーズーには「M〜Lサイズ」あたりが目安になります。
ソフトキャリー(=布とメッシュでできた軽い持ち運び用ケージ) で、複数のメッシュ窓付き。
防水加工もされていて、Mサイズがシーズーの目安です。
折りたためるので、使わないときの収納場所にも困りません。
一時的な室内スペースとしても兼用したいなら、こんな軽量タイプも便利です。
軽くて組み立て簡単なソフトケージで、通気性のいいメッシュ窓を複数装備。
シーズーにはLサイズ(幅76cm)が目安です。
帰省やちょっとしたお泊まりの「持ち運べる居場所」として重宝しますよ。
在宅時間が長いご家庭や、日中ケージで過ごす時間が長めの子には、広さと移動のしやすさを両立したタイプがおすすめです。
キャスター付き(=下に車輪がついていて動かせる仕組み) で掃除のときの移動もスムーズ。
屋根が開くのでお世話もしやすいタイプです。
シーズーにはMサイズ(幅81cm)が目安。
犬猫兼用なので、多頭のご家庭にも使い回しやすいのが嬉しいところ。
さらに広い空間を確保したい、成長やライフスタイルに合わせて形を変えたい、という方には**サークル(=柵で囲って自由に形を組める囲い)**という選択肢もあります。
パネルを組み合わせて広さや形を調整できるタイプ。
ケージだと手狭に感じるシーズーに、走り回れるゆとりある空間をつくってあげられます。
将来的に頭数が増えたときにも対応しやすい拡張性が魅力なんです。
「愛犬に合うサイズ」と同じくらい大事なのが、置く場所に無理なく収まるかなんですよね。
先にケージを買ってから「思ったより大きくて通路がふさがった、、、」となるケースは、正直よくあります。
置きたい場所の幅・奥行を先にメジャーで測って、そこに収まる範囲でいちばん大きいサイズを選ぶ。
この順番だと、部屋も愛犬もどちらも快適に落ち着きます。
住環境に合わせて選ぶと、シーズーもあなたも心地よく過ごせますよ。
シーズーのケージサイズは、体重の数字だけで決めるより、「立てる・回れる・伸ばせる」の3動作を基準にすると失敗しにくいんです。
成犬なら幅70〜85cm前後が一つの目安。
個体差が大きい犬種なので、大きめの子や子犬からのお迎えは、ワンランク上を見越しておくと安心なんですよ。
そのうえで、清潔さ重視ならトレー付きや丸洗いタイプ、リビング設置なら木製、お出かけ用ならソフトキャリー、と暮らし方に合わせて選んでみてくださいね。
あなたとシーズーにぴったりの居場所が見つかりますように。
気になるサイズがあれば、まずは置き場所を測るところから始めてみてください。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。