ラブラドールのケージサイズ完全ガイド|子犬から成犬まで失敗しない選び方

ラブラドールを迎えることが決まって、まず悩むのがケージのサイズですよね。
「大型犬用って書いてあるけど、うちの子に本当に足りる?」「子犬のうちに買ったケージ、1年で小さくなったらどうしよう」、、、そんな不安を抱えている飼い主さん、実はとても多いんです。
この記事では、ラブラドールの成犬体格から逆算したケージサイズの目安、子犬期の考え方、幅・奥行・高さそれぞれのチェックポイント、そして大型犬ならではの強度や掃除のしやすさまで、まとめて解説していきます。
サイズ選びで迷わなくなる基準を、一緒に整理していきましょう。
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ラブラドールのケージサイズは「成犬の体格」から逆算する
ケージ選びでいちばん多い失敗が、今の体格に合わせて買ってしまうことなんですよ。
ラブラドールは生後10か月〜1年半ほどで成犬の体格に近づいていきます。
つまり、子犬サイズで買うと1年もたないケースが本当に多い。
だからこそ、最初に見るべきなのは「今」ではなく「大人になったとき」の数字です。
ラブラドール・レトリバーの成犬サイズの目安
一般的な目安として、こんな数字が知られています。
- 体高(足元から肩まで):おおよそ54〜57cm
- 体長(胸元からおしりまで):70cm前後
- 体重:25〜36kgほど
もちろん個体差があります。
同じラブでも骨格ががっしりしたタイプ、すらりとしたタイプ、それぞれの個性が出やすいんですよね。
そのうえで、やや大きめを想定しておくと後悔しにくいというのが実感です。
幅・奥行・高さ、それぞれの決め方
サイズは3方向をバラバラに考えると分かりやすくなります。
- 幅:体長の約1.5倍。
体を伸ばして寝そべっても余裕がある長さ - 奥行:体長と同じくらい。
ケージ内でくるっと方向転換できることが目安 - 高さ:立ち上がったときに頭が天面に当たらない高さ
ラブラドールの場合、立ち上がると頭の位置が70cm前後になる子も多いので、高さは余裕をみておきたいところ。
数字だけ見ると「そんなに大きいの?」と驚くかもしれません。
でも、ケージは閉じ込める箱ではなく落ち着ける自分の部屋。
ゆとりは無駄になりませんよ。
【早見表】ラブラドールのケージサイズ目安
成長段階ごとの目安をまとめます。
あくまで一般的な参考値として見てくださいね。
- 子犬期(生後2〜6か月/〜15kg前後):幅90〜100cm、奥行60〜70cm、高さ70〜85cm
- 成長期(生後6〜12か月/15〜25kg前後):幅100〜110cm、奥行65〜75cm、高さ85〜95cm
- 成犬期(25〜36kg):幅110〜125cm、奥行75〜95cm、高さ95〜110cm
いちばん現実的なのは、最初から成犬サイズを買って、子犬のうちは中を仕切って使う方法なんです。
買い替え回数が減りますし、環境が何度も変わるストレスも避けやすくなります。
まずは成犬サイズまで幅広く選べるタイプから見ていきましょう。
Sから3XLまで6サイズ展開で、2XL(幅112cm)・3XL(幅125cm)がラブラドール成犬の目安に入ってきます。
太めの鉄製フレームで安定感があり、フィーディングドア(=扉を開けずにフードや水を出し入れできる小窓)付きなので、興奮しやすい食事時間も落ち着いて対応しやすいのが助かりますね。

同じく成犬サイズまでカバーしつつ、見通しの良さを重視したいならこちら。
縦格子構造で圧迫感が少なく、2XLは幅125×奥行95×高さ110cm。
上部開閉式(=天面がガバッと開く仕組み)なので、寝具の入れ替えや床面の拭き掃除がぐっと楽になります。
子犬期から成犬まで、途中で困らないために
ラブラドールの子犬は、びっくりするスピードで大きくなります。
3か月で10kg近く、半年で20kg超えという子も珍しくありません。
個体差はありますが、成長カーブが急なのは共通しています。
そこでおすすめしたいのが、収納棚付きタイプ。
ケージが大きくなるほど周辺グッズも増えるので、上部スペースが使えると部屋がすっきりするんですよ。
サイズ展開の3番目(幅約110×奥行72×高さ101cm)がラブラドール向けの目安として紹介されているタイプ。
キャスター付き(=底面に車輪があり、押して動かせる仕組み)なので、20kg近い大型ケージでも掃除のたびに持ち上げずに済みます。

大型犬サイズで見落としがちな「強度」の話
サイズが合っていても、強度が足りないと意味がないんですよね。
ラブラドールは力が強く、遊びたい気持ちが体で出るタイプの子も多いです。
扉に体当たりしたり、格子に前足をかけたり、、、そういう場面は普通にあります。
フレームの太さとロック構造をチェック
見るポイントは3つ。
- フレームの太さ(細いワイヤーだと歪みやすい)
- 扉のロック方式(スライド式より二重ロックが安心)
- 底面トレーの固定具合(掘るクセがある子はズレやすい)
「大型犬対応」の表記だけで判断しないのが、失敗を減らすコツです。
全面ワイヤー構造で、XLサイズは幅125×奥行78×高さ104cm。
防錆加工(=サビにくい表面処理)が施されているので、水飛びや涎の多い子でも長く使いやすい仕様になっています。

もっと素材そのものにこだわりたい飼い主さんには、こちら。
厚手のステンレス素材を使った頑丈タイプで、最大サイズは幅140×奥行95.5×高さ116.5cm。
本体重量30kgという数字が、そのまま安定感を物語っています。
錆びにくく衛生的なので、清潔さを保ちたい方にも向いていますね。
掃除のしやすさは、サイズと同じくらい大事
大型犬のケージって、掃除の手間がそのまま毎日の負担になります。
小型犬用なら片手で持ち上げて洗えますが、幅125cmのケージはそうはいきません。
だからこそ、選ぶ段階で確認しておきたいのが次の3点です。
- 引き出し式トレイ(=底面のトレーを横にスライドして抜ける仕組み)かどうか
- 上部が開くかどうか(奥まで手が届く)
- キャスターの有無(壁際に置いても引き出せる)
正直、ここを妥協すると「掃除が面倒でケージを使わなくなる」という流れになりがちなんです。
リビング設置なら、大きさと見た目の両立を
幅120cm前後のケージがリビングにあると、存在感はかなりのもの。
でも最近は、家具として溶け込むデザインの大型犬用ケージも増えているんですよ。
木目調の天板付きで、上に小物や観葉植物を置けるタイプ。
金属扉で通気性を確保しつつ、インテリアとしての見た目もしっかり考えられています。
ケージを「隠す」のではなく「馴染ませる」発想ですね。

部屋の角を活かしたいなら、こんな形も。
幅130×奥行80×高さ84cmのコーナー設計。
デッドスペースになりがちな角に置けるので、リビングの動線を邪魔しにくいのがうれしいポイントです。
天板と中段の棚板付きで、リードやおもちゃの定位置にもなります。

サークル・ソフトケージという選択肢もあります
「そもそもケージじゃなくてもいいのでは?」という視点も持っておくと、選択肢が広がります。
サークル(=屋根のない囲いタイプ。
運動スペースを区切る用途)は、面積を大きく取りたい場合に向いています。
高さ92cmで、パネルの枚数を変えて広さを調整できる拡張式。
6枚構成の70×70cmから、20枚構成の202×169cmまで対応します。
成長に合わせて広げていける柔軟さが、大型犬の飼い主さんには相性が良いんです。
一方、お出かけや帰省で使いたいなら、こちら。
ソフトケージ(=布とメッシュでできた軽量タイプ)の大型犬対応モデル。
2XLは幅106×奥行78×高さ78cmで、使わないときは折りたたんで収納できます。
ただし噛みグセのある子には向かないので、メインのケージとは別枠で考えるのがおすすめですね。
落ち着けない様子が見られたら
サイズも機能も合っているのに、なかなかケージに入ってくれない、、、そんなときもあります。
理由のひとつが、視界からの刺激。
人の動きや窓の外が気になって落ち着けない子も多いんですよ。
三方向を覆うケージカバーで、周囲からの視線や光をやわらげてくれるタイプ。
折りたたみ式ケージに合わせて着脱でき、来客時の一時的な目隠しにも使えます。
怖がりな子の「隠れられる場所」づくりに役立ちますよ。
なお、ケージ内で長時間過ごす場合は、床材やマットで関節への負担をやわらげてあげるのも大切です。
足腰の様子が気になる場合は、獣医師に相談してみてくださいね。
設置スペースは「ケージ+周囲30cm」で考える
最後に、意外と忘れられがちなポイントを。
幅125cmのケージを買うと、必要な床面積は125cmでは足りません。
- 扉を開くスペース(観音開きなら左右に各50cm前後)
- 掃除機や拭き掃除のための通路
- 壁との隙間(通気とホコリ対策)
ケージ本体の寸法+周囲30cmほどを目安にしておくと、置いてから「動かせない」という事態を避けられます。
メジャーで実際に床にマスキングテープを貼って確認してみると、感覚がつかみやすいですよ。
まとめ
ラブラドールのケージサイズ選び、ポイントを整理しておきますね。
- 成犬体格(体高54〜57cm/体長70cm前後)から逆算する
- 成犬期の目安は幅110〜125cm、奥行75〜95cm、高さ95〜110cm
- 子犬期から成犬サイズを買い、仕切って使うのが現実的
- サイズと同じくらい、強度・ロック・掃除のしやすさを見る
- 設置には本体寸法+周囲30cmを確保する
ラブラドールは、家族と一緒にいる時間を大切にする子が多い犬種です。
だからこそ、リビングの真ん中に置いても違和感のないケージを選べると、犬にとっても人にとっても心地いい暮らしにつながっていきます。
サイズの数字は、あくまで出発点。
あなたの愛犬の個性と住まいに合う一台を、じっくり探してみてくださいね。
監修者情報
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
【監修者プロフィール】
富崎 章子
- 三重県ドッグサロン「pawpad」店長
- 保有資格:認定トリマー/愛玩動物飼養管理士/動物取扱責任者/キャットグルーマー
- トリマー歴:20年
- ケア実績:犬猫あわせて数千頭
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