犬用ケージの「60cm」は、どこの寸法を指している?

まず最初に整理しておきたいのが、60cmがどの部分の数字なのかという点です。

商品ページに「60cm」とだけ書かれている場合、幅を指していることもあれば、高さや奥行きを指していることもあるんですよ。

ここを取り違えると、届いてから「思っていたより狭い」となりがち。
実は買い替え理由でいちばん多いのが、このサイズの読み違いなんです。

幅60cmと高さ60cmは、まったく別物

幅60cmのケージは、大人が両手を広げた半分くらいの横幅。
超小型犬〜小さめの小型犬が、ゆったりというより「落ち着ける巣穴」として使うイメージです。

一方で高さ60cmのケージは、幅が80cm前後あることも珍しくありません。

つまり同じ「60cm」でも、置いたときの存在感がぜんぜん違うということ。
商品ページのサイズ表は、幅・奥行・高さの3つをセットで見るのが安心です。

60cm前後が合いやすいのは、こんな子

一般的な目安として、幅60cm前後のケージが候補になりやすいのは以下のような子たち。

  • チワワ、ポメラニアンなどの超小型犬
  • 小柄なトイプードル、マルチーズ
  • 子犬期の一時的な居場所として使いたい場合
  • 来客時や掃除中だけ入ってもらう「セカンドケージ」用途

もちろん同じ犬種でも骨格や体格には個体差がありますので、犬種名だけで決めず、実寸で確かめるのが確実です。

60cmで足りるかどうかを、おうちで測る方法

「うちの子に60cmは狭いのかな、、、」という不安、メジャー1本でかなり解消できます。

測るのは3つだけ

  1. 体長(胸の前から、しっぽの付け根まで)
  2. 体高(床から肩まで)
  3. 伏せたときの全長(前足を伸ばした状態)

そのうえで、ケージ選びの一般的な目安がこちら。

  • 幅は「体長の約1.5倍」以上あると、方向転換がしやすい
  • 高さは「体高+10〜15cm」あると、立ち上がっても頭が当たりにくい
  • 伏せて手足を伸ばしたとき、体が壁に当たらない奥行き

たとえば体長35cm前後のチワワなら、幅50〜60cmのケージが候補に入ってきます。

ただ、これはあくまで目安。
狭めの空間の方が落ち着く子もいれば、広い方がのびのびできる子もいて、性格によって快適な広さは変わるんですよね。

普段どんな姿勢で寝ているかを観察してから決めると、失敗が少ないです。

60cmクラスを選ぶときの、5つのチェックポイント

サイズが決まったら、次は中身。
小さめのケージほど、細かい仕様の差が使い勝手に直結します。

扉の開き方

小さいケージは開口部も小さくなりがち。
抱っこして出し入れするなら、観音開き(=扉が左右2枚に分かれて大きく開く仕組み)や上部が開くタイプが扱いやすいですよ。

掃除のしやすさ

毎日のことなので、ここは妥協しないでほしいポイント。

引き出し式トレイ(=ケージ本体を動かさず、下の受け皿だけを横に引き出して洗える仕組み)があると、お世話の時間がぐっと短くなります。

収納できるかどうか

賃貸やワンルームなら、使わないときに畳める折りたたみ式が便利。
帰省や災害時の避難用としても心強い存在です。

素材の違い

スチール製は丈夫で扱いやすく、ステンレス製はサビに強いのが特徴。
樹脂製は軽くて動かしやすい反面、噛み癖のある子には向き不向きがあります。

木製・木目調は見た目がやわらかく、リビングに置きたい飼い主さんに人気です。

お部屋になじむか

60cmクラスは小さいぶん、リビングの片隅にも置きやすいサイズ感。
天板付きのタイプなら、サイドテーブルのように使えて空間の無駄も出ません。

【タイプ別】60cm前後で選べる犬用ケージ10選

ここからは実際の商品を、使い方のタイプ別に見ていきましょう。

まずは気軽に取り入れたい入門タイプ

初めてのケージや、セカンドケージとして試したい方に。

犬用ケージ 小型犬~中型犬 折りたたみ式 格子タイプ トレー 通気性◎

犬用ケージ 小型犬~中型犬 折りたたみ式 格子タイプ トレー 通気性◎

¥2,320税込

Mサイズで幅61cmと、まさに60cmクラス。
折りたたみ式なので使わない時期はスッと収納でき、底のトレーは外して洗えます。

金属フレームで安定感があるのもうれしいところ。

次は、上からもお世話ができるタイプ。

犬用ケージ 小型犬向け 上部開閉 トレー付き 折りたたみ

犬用ケージ 小型犬向け 上部開閉 トレー付き 折りたたみ

¥2,500税込

屋根部分が開く上部開閉式(=天面のパネルが持ち上がる仕組み)で、子犬の出し入れやお掃除がスムーズ。

Mサイズは幅61×奥行42×高さ52cmと、超小型犬〜小型犬にちょうどいい設計です。

毎日しっかり使うならこのあたり

デイリー使いを想定するなら、耐久性と掃除のしやすさで選びたいですね。

犬用ケージ 小型犬 折りたたみ スチール製 持ち手付き

犬用ケージ 小型犬 折りたたみ スチール製 持ち手付き

¥4,680税込

Mサイズで幅60×奥行43×高さ52cm。
持ち手が付いていて、部屋から部屋への移動もラクなんですよ。

カラーバリエーションが豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせやすいのも魅力。

丸洗い派の飼い主さんには、こちらもおすすめ。

犬用ケージ 小型犬 底面取り外し トレー付き 頑丈 折りたたみ式

犬用ケージ 小型犬 底面取り外し トレー付き 頑丈 折りたたみ式

¥4,940税込

底面とトレーを両方取り外して洗える構造で、清潔を保ちやすいタイプ。
Mサイズは幅59cmと、まさに60cmジャストの感覚です。

折りたたみにも対応しています。

そして、幅も奥行も高さもすべて60cmという珍しい正方形タイプがこちら。

犬用ケージ 小型犬~中型犬 広々空間 カスタマイズ可能 両開き扉 通気性◎

犬用ケージ 小型犬~中型犬 広々空間 カスタマイズ可能 両開き扉 通気性◎

¥4,900税込

パネルを組み合わせる方式なので、Sサイズは幅60×奥行60×高さ60cmの立方体
屋根付きで囲まれ感があり、落ち着ける空間になります。

パネルを買い足せば横に広げられる拡張性も、長く使ううえで安心材料になりますよね。

リビングに置くなら木製・インテリアタイプ

見た目にこだわりたい飼い主さんは、こちらの2つを。

犬用ケージ 木製 キャスター付き 耐久性強化 底部補強モデル

犬用ケージ 木製 キャスター付き 耐久性強化 底部補強モデル

¥6,660税込

Sサイズが幅61×奥行45×高さ58cm。
木製フレームに底部補強パイプを入れた作りで、見た目のやわらかさと丈夫さを両立しています。

キャスター付き(=底面の小さな車輪。
持ち上げずに動かせる仕組み)なので、掃除機をかけるときもスッと移動できます。

もう1台は、幅60cmジャストのインテリア仕様。

犬用ケージ 超小型犬 木目調天板付き 収納付き インテリアケージ お部屋に馴染むデザイン

犬用ケージ 超小型犬 木目調天板付き 収納付き インテリアケージ お部屋に馴染むデザイン

¥10,180税込

幅60×奥行50×高さ65cmで、木目調の天板と小さな引き出し付き。
リードやおやつをまとめておけて、生活感を抑えられます。

リビングの隅に置いても圧迫感が出にくいデザインです。

長く使いたい方の、しっかり仕様

ここからは素材や機能にこだわったタイプ。

犬用ケージ 超小型犬~中型犬 ステンレス製 折りたたみ式 上部開閉 トレー付き

犬用ケージ 超小型犬~中型犬 ステンレス製 折りたたみ式 上部開閉 トレー付き

¥7,840税込

Sサイズが幅60×奥行43×高さ50cm。
サビに強いステンレス製で、水まわりの近くに置きたい場合にも向いています。

折りたたみと上部開閉に対応しているのも、日々のお世話でありがたいポイント。

お手入れのラクさを最優先したいなら、こちら。

犬用ケージ 小型犬 引き出し底面 上部開閉 格子タイプ 通気性

犬用ケージ 小型犬 引き出し底面 上部開閉 格子タイプ 通気性

¥21,000税込

Sサイズ幅60.5cm。
引き出し式トレイに加えて底面も取り外して丸洗いでき、清潔さを保ちやすい設計です。

白基調でお部屋になじみやすく、上部が大きく開くので抱っこでの出し入れもスムーズ。

「60cmだと少し狭くなってきた」と感じたら

子犬から迎えた場合、数か月で手狭に感じることもあります。
そんなときの次の一手がこちら。

犬用サークル 小型犬 木目調フレーム 広々空間 インテリア シンプル設計

犬用サークル 小型犬 木目調フレーム 広々空間 インテリア シンプル設計

¥8,260税込

サークル(=屋根がなく、床面を広く囲うタイプ)で、Sサイズは幅90.6cm。
木目調フレームで圧迫感が少なく、トイレとベッドを分けて置けるゆとりがあります。

ケージからサークルへの移行は、成長期の定番ルートなんですよ。

60cmケージ、置き場所と使い方のコツ

サイズが小さいぶん、置き方の工夫で快適さが変わります。

置き場所は「人の気配はあるけど、真ん中じゃない」場所

リビングの壁際や、ソファの横あたりが定番。
家族の気配は感じられて、でも人の動線からは少し外れている場所を好む子が多いです。

エアコンの風が直接当たる位置、直射日光が長時間入る窓際は避けてあげてくださいね。

トイレは中?外?

幅60cmクラスだと、ケージ内にベッドとトイレを両方入れると窮屈になりがち。

寝床はケージ内、トイレはサークルや別スペースに、と分ける使い方の方がうまくいくケースが多いです。

トイレトレーニング中の子犬なら、トイレスペースを分離できる広めのタイプを検討するのもひとつの手。

床材とマットは忘れずに

ワイヤー床のケージをそのまま使うと、肉球に負担がかかることがあります。
クッションやマットを敷いてあげると、ぐっと過ごしやすくなりますよ。

足を引きずる、ケージに入りたがらないなど気になる様子があるときは、早めに獣医師さんに相談してみてください。

まとめ

「犬 ケージ 60cm」で探すときに、押さえておきたいポイントを振り返りましょう。

  • 60cmが幅なのか高さなのか、サイズ表で3辺すべてを確認する
  • 体長の約1.5倍の幅、体高+10〜15cmの高さが一般的な目安
  • 扉の開き方・トレイの構造・折りたたみ可否で使い勝手が変わる
  • 素材はスチール、ステンレス、樹脂、木製で特性が異なる
  • リビング設置なら天板付きタイプが空間になじみやすい

数字だけで迷ってしまう気持ち、本当によくわかります。
でも一度メジャーで測ってしまえば、選択肢はぐっと絞り込めるんですよね。

愛犬にとって安心して丸くなれる場所が見つかりますように。
気になるケージがあれば、サイズ表とあわせてじっくり比べてみてくださいね。