犬のケージ110cmはどんな犬種向け?サイズの目安と選び方のコツ

「うちの子にはケージの幅110cmくらいがちょうどいいのかな…」と検索して、この記事にたどり着いた飼い主さんも多いはずです。
でも110cmって、実際に部屋に置くとどのくらいの存在感なのか、どんな犬種に合うのか、正直わかりにくいですよね。
そこでこの記事では、幅110cm前後の犬用ケージが合いやすい犬種の目安から、奥行きや高さとのバランス、掃除やお世話をラクにする機能の見分け方、そして実際に選びやすいケージまでまとめて解説します。
サイズ選びで後悔しないためのチェックポイントも用意したので、お迎え前でも買い替え検討中でも、そのまま参考にしてみてくださいね。
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犬のケージ「幅110cm」はどのくらいの広さなのか
数字だけ見てもイメージしづらいので、まずは身近なものに置き換えてみましょう。
幅110cmは、2人掛けソファの横幅とほぼ同じくらい。
押し入れの半間(約90cm)よりひと回り広い、と考えるとつかみやすいはずです。
奥行きは70cm前後、高さは95〜100cm前後の製品が多いので、畳半畳よりやや大きい設置面積を見ておくと安心なんですよ。
実際に置く前に、床にマスキングテープで110cm×72cmの四角を貼ってみる。
これだけで「思ったより大きかった」という買い物の失敗はかなり減らせます。
110cm前後が合いやすい犬種の目安
各メーカーのサイズ表を見ていくと、幅110cm前後は次のような子に選ばれることが多いゾーンです。
- 柴犬、ボーダーコリー、シェルティなどの中型犬〜小さめの大型犬
- コーギーやフレンチブルドッグなど、体高は低めでもがっしりした体型の子
- 小型犬でも、ケージの中にトイレと寝床を分けて置きたい場合
- 子犬のうちに迎えて、成犬サイズまで買い替えずに使いたい場合
もちろん同じ犬種でも体格には個体差があります。
サイズ表の犬種名はあくまで参考として、実際に測った体長・体高で判断するのが安心です。
幅だけを見て決めると失敗しやすい理由
110cmという数字にばかり目がいくと、見落としがちなのが奥行きと高さ。
選ぶときの基本の目安は、愛犬が立ったときに頭が天井に当たらず、ケージの中で無理なく方向転換できることなんです。
体長(胸から尻尾の付け根まで)の1.5倍程度の幅、体高より10〜15cmほど高い天井があると、ゆったり過ごしやすくなります。
ふっくらタイプの子や、寝相が大きく伸びるタイプの子なら、もうワンサイズ上を検討してもいいですね。
幅110cmクラスを選ぶときのチェックポイント
サイズが決まったら、次は機能。
ここを押さえておくと、毎日のお世話の負担がまったく変わってきます。
掃除のしやすさは「トレー」で決まる
110cmクラスになると、ケージ全体を持ち上げて洗うのはかなり大変。
そこで見てほしいのが 引き出し式トレー(=底のトレーを横から引き抜いて丸洗いできる仕組み) です。
毎日の拭き掃除がサッと終わるかどうかで、清潔さを保てるかが変わってきます。
移動できるかどうかも意外と重要
大きめのケージほど「一度置いたら動かせない」という悩みが出てきます。
キャスター付き(=底面に車輪がついていて、押すだけで動かせる仕組み) なら、模様替えのときも、床下の掃除機がけのときも気軽に動かせるんですよ。
扉まわりは安全性と使い勝手のバランスで
- フィーディングドア(=扉全体を開けずに食器や水だけ出し入れできる小窓) があるとお世話がラク
- 上部開閉タイプ(=天面が大きく開く仕組み) は子犬や小型犬の出し入れがしやすい
- 脱走防止ロック(=扉が内側から押されても開きにくい二重の留め具) は、力の強い子ほどチェックしたいところ
素材は「スチール」と「木製」で性格が違う
スチール製は頑丈で通気性がよく、価格も手に取りやすいものが多いタイプ。
一方の木製・木目調は、リビングに置いても圧迫感が出にくく、家具のようになじみます。
どちらが正解というより、設置する部屋の雰囲気と愛犬の性格の相性で選ぶのがおすすめです。
幅110cm前後で選びやすい犬用ケージ
ここからは、実際に幅110cm前後のサイズ展開があるケージをタイプ別に紹介していきます。
まずはシンプルに、基本を押さえた一台から
構造がシンプルなほど、掃除の手間も組み立ての手間も少なく済みます。
最初の一台にはこんなタイプが選びやすいですね。

XLサイズが幅110×奥行72×高さ95cmで、ボーダーコリーなど大きめの子にも対応できる広さ。
全面が格子構造なので風がこもりにくく、天面が大きく開くのでお世話もスムーズです。
同じ110cmクラスでも、お世話のしやすさを一段上げたいならこちら。
XLサイズが幅110×奥行73×高さ95cm。
フィーディングドアが付いていて、扉を全開にせず食事や水の交換ができるのが便利なポイントなんです。
底にはトレーがあり、汚れたときの取り外しも簡単。
お世話の動線をとことんラクにしたい方へ
日中の留守番時間が長いご家庭では、機能が積み重なっているタイプが結果的に時短につながります。
XLサイズが幅110×奥行72×高さ95cm。
縦格子で中の様子が見やすく、上部開閉とフィーディングドアの両方を備えた構成です。
キャスター付きなので、掃除のたびに動かせるのもうれしいところ。
もう少し体格のある子には、ワンサイズ上まで視野に入るこちらも。

XLが幅112×奥行72×高さ100cm、2XLは奥行81cmまで広がるサイズ展開。
太めの鉄製フレームを使った頑丈設計で、ゴールデンなど大きめの子にも合わせやすいタイプです。
中型犬サイズまで一台でカバーしたいなら
子犬から迎える場合、成長後を見越してサイズ展開の幅が広いシリーズを選んでおくと安心ですよ。
Sの51cmから3XLの幅110×奥行72×高さ95cmまで、6サイズ展開。
天面が開閉できるので愛犬の出し入れがしやすく、キャスターと下部トレーで日々のお掃除もスムーズです。
ケージの上のスペースまで活用したい飼い主さんには、この構成が向いています。

Lサイズが幅110×奥行72×高さ101cm。
上部に収納スペースがあり、フードやおもちゃをケージまわりにまとめられるのが実用的なんです。
ホワイトとブラックから選べるので、床や家具の色に合わせやすいのも魅力。
リビングに置くなら、木のぬくもりを
「ケージだけが部屋から浮いてしまう」という悩み、本当によく聞きます。
木製フレームなら生活空間になじみやすく、来客時の見た目も気になりにくいんですよね。

XLサイズが幅110×奥行72×高さ95cmの木製タイプ。
底部に補強パイプを入れて耐荷重を高めているので、木製ケージにありがちな「たわみ」が心配な方にも選びやすい構造です。
縦格子デザインで空気がこもりにくく、引き出し式トレーでお手入れも簡単。
トイレのスペースをしっかり分けたい場合は、こんな形もあります。
「S+トイレ付き(小)」が幅111×奥行54×高さ64cmという構成で、寝床とトイレをきっちり分けられる設計。
木製フレームと金属格子の組み合わせで、しつけの時期にも取り入れやすいタイプです。
トイレの場所を覚える速さには個体差があるので、焦らず見守ってあげてくださいね。
将来の多頭飼育まで見据えるなら
いま1頭でも、いつか2頭目を…と考えている飼い主さんは、連結できるタイプを知っておくと選択肢が広がります。

2連タイプが幅110×奥行70×高さ67cmで、まさに110cmクラス。
各スペースが独立しているので、それぞれの子が落ち着ける距離感をつくりやすいのが大きな利点です。
トレーは最大3枚まで備えられ、キャスター付きで移動もスムーズ。
帰省やおでかけ、防災用のサブ機として
常設のケージとは別に、たためるタイプを一つ持っておくと安心です。
XXLサイズが幅110×奥行85×高さ60cmの折りたたみ式。
メッシュサイド(=側面が網状になっていて風が通り、中の様子も見える構造) なので通気性がよく、車での移動時や避難先での一時的なスペース確保にも使いやすいタイプなんです。
軽くたためるため、普段はクローゼットにしまっておけます。
幅110cmのケージ、どこに置くのがいい?
サイズが決まったら、次は設置場所。
ここで居心地が大きく変わります。
置き場所選びの3つの目安
- エアコンの風が直接当たらない場所を選ぶ
- テレビや玄関など、音や人の出入りが多い場所からは少し離す
- 家族の気配は感じられる位置に置く
犬は群れで過ごしてきた動物なので、完全に孤立した部屋より、**リビングの隅のように「家族が見える少し静かな場所」**を好む子が多いです。
とはいえ、静かな個室のほうが落ち着く子もいます。
愛犬の様子を見ながら調整してみてください。
110cmクラスならではの注意点
大きめのケージは、床への荷重が一点に集中しがち。
フローリングを傷つけないよう、下にマットやジョイントマットを敷いておくと安心です。
また、金属製の床面をそのまま使うと肉球に負担がかかることがあるため、クッションやマットを敷いてあげてくださいね。
歩き方に気になる変化が見られる場合は、早めに獣医師へ相談してみてください。
幅110cmケージのよくある疑問
大きすぎるとトイレを覚えにくい?
広いスペースでは寝床とトイレの区別がつきにくくなる子もいます。
そんなときは、仕切りやトイレトレーで空間をゆるやかに区切るのが有効です。
慣れてきたら少しずつ広げていく方法もありますよ。
子犬のうちから110cmは早い?
大型犬になる予定の子なら、最初から110cmクラスを選んで、内側を仕切って使う方法もあります。
買い替えの回数を減らせるのは、コスト面でも手間の面でもメリットが大きいところ。
サークルとの違いは?
サークル(=天井がなく、囲いだけで区切るタイプのペット用スペース) は開放感があり、出入りが自由。
一方でケージは天井があるぶん脱走やジャンプによる飛び出しを防ぎやすい構造です。
ジャンプ力の強い子や、留守番時間が長いご家庭ではケージのほうが安心しやすいですね。
まとめ
幅110cmの犬用ケージは、中型犬から小さめの大型犬まで幅広くカバーできる、使いやすいゾーンです。
選ぶときは、幅の数字だけでなく奥行き・高さもセットで確認すること。
そして、引き出し式トレーやキャスターなど、毎日のお世話をラクにしてくれる機能を見ておくこと。
この2点を押さえておけば、購入後に「思っていたのと違った」となる可能性はぐっと下がります。
大手の総合通販は品数の多さに強みがありますが、CageRoomは犬種・住環境・ライフステージから絞り込める専門性が持ち味。
愛犬がいちばんくつろげる居場所づくりの参考になれば嬉しいです。
監修者情報
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
【監修者プロフィール】
富崎 章子
- 三重県ドッグサロン「pawpad」店長
- 保有資格:認定トリマー/愛玩動物飼養管理士/動物取扱責任者/キャットグルーマー
- トリマー歴:20年
- ケア実績:犬猫あわせて数千頭
ペットケージ専門通販サイト Cageroom
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。

































































