
「2匹目を迎えたら、今のケージじゃ手狭かも、、、」「ケンカしないか心配」「掃除が大変になりそう」——多頭飼いの猫ケージ選びって、1匹のときとは考えることがガラッと変わるんですよね。
スペースの広さ、上下運動のしやすさ、それぞれの子が落ち着ける居場所、そしてお世話のしやすさ。
気にするポイントが一気に増えて、迷ってしまう飼い主さんも多いんです。
この記事では、多頭飼いに向いた猫ケージの選び方を整理しつつ、頭数や予算に合わせて選べる広々タイプのケージを具体的にご紹介します。
あなたのおうちにぴったりの一台を、いっしょに探していきましょう。
記事の監修者
正直、猫を1匹で飼っていたときの感覚のまま2匹目・3匹目のケージを選ぶと、あとから「狭かったかも」と感じやすいんですよね。
多頭飼いで変わってくるのは、ざっくり言うと次の3つです。
特に大事なのが「居場所を分けられるか」という視点なんです。
仲良しの子同士でも、ずっとくっついていたいわけではなく、ひとりになりたいタイミングもあります。
段が分かれていたり、各段に休憩スペースがあったりするケージだと、自然と「自分の場所」ができて落ち着きやすいんですよ。

多頭飼いのケージは、ぴったりサイズより一回り広めを選ぶと失敗しにくいです。
ぎゅうぎゅうだと落ち着きづらいですし、トイレや水飲みスペースも必要になります。
2匹なら3段、3匹以上なら3〜4段の広々タイプが目安になりますよ。
猫は上下の動きが大好きな子が多いです。
多頭だと床面の取り合いになりがちなので、縦の空間を活かせると一気に過ごしやすくなるんですよね。
スロープ階段(=段と段をなだらかにつなぐ坂状のステップ)があると、上下の行き来がスムーズです。
運動不足が気になる場合は、ケージ内でも体を動かせる構造を選んでみてくださいね。
なお、運動量や体調に不安がある子は、無理のない範囲で。
気になる場合は獣医師に相談すると安心です。
頭数が増えると、お掃除の頻度も上がります。
ここで効いてくるのが引き出し式トレイ(=底のトレーを引き出してそのまま洗える仕組み)と上部開閉(=天井部分が大きく開いて中に手が届きやすい設計)なんです。
毎日のことなので、ここがラクだと多頭飼いの負担がぐっと軽くなります。
複数の子がいると、扉の開け閉めのスキに「するり」と出てしまうことも、、、
各段に扉がある複数扉タイプや、つまむだけで開かない脱走防止ロック(=猫が自分で開けにくいロック機構)付きだと安心感が違います。
ここからは、実際に多頭飼いで使いやすいケージを価格帯ごとにご紹介していきます。
まずは「気軽に試してみたい」という方向けから。
3段+スロープ階段で上下に動けて、上部開閉でお世話もしやすい一台。
複数飼育を意識した広さで、底のトレー付きだから毎日のお手入れもスムーズです。
コスパ重視で多頭デビューしたい飼い主さんにぴったり。
同じく手に取りやすい価格で、休憩スペースまで備えたタイプがこちら。
スロープ階段とハンモック(=ケージ内に吊るす布製のくつろぎスペース)付きで、「動く場所」と「のんびりする場所」を分けやすい設計です。
格子構造で通気性も良く、室内でも使いやすいんですよ。

ここからは「しっかり長く使いたい」方に向けた、広さと機能のバランスが良い中心価格帯です。
大型猫や多頭飼いに対応した3段構造で、棚板や階段で上下運動もばっちり。
天井も大きく開く設計なので、奥までお掃除しやすいのが助かります。
キャスター付き(=底に車輪が付いていて移動できる仕組み)で模様替えもラクなんですよ。
もう少し縦に空間がほしいなら、4段タイプも候補に入れてみてください。
4段の広々設計に、棚板・ハンモック・トイレスペースまで備えた多機能タイプ。
それぞれの子が好きな高さで過ごせるので、多頭でも居場所がかぶりにくいんです。

「複数扉でお世話しやすいものがいい」という声には、こちらがよく合います。
各段に出入口と休憩スペースがあり、複数の猫でも使いやすい3段ケージ。
スロープ階段付きで移動もスムーズですし、大型ながら組み立てが簡単なのもうれしいポイントです。
シンプルで管理しやすい設計を求める方には、こちらも。
各階に扉が付いていて、出し入れやお世話がしやすい3段タイプ。
空間を分けて使えるので、それぞれの子の環境を整えやすいんですよね。
縦の空間をたっぷり使いたい多頭さんには、ハンモック付きの4段が好相性です。
階段とハンモックで「動くスペース」と「くつろぎスペース」をしっかり分けられる広々ケージ。
日常使いしやすい機能性で、複数飼育にもなじみます。
リビングに置くなら、お部屋になじむデザインも妥協したくないですよね。
白を基調にしたシンプルでおしゃれな一台。
二重扉とロック機能で安全面に配慮しつつ、クリアドアで中の様子も見守りやすいんです。
お部屋の雰囲気を選ばず置きやすいのが魅力。

木の温もりが好きな方には、天然木タイプがおすすめです。
インテリアになじむ木製で、多頭飼い対応の広々設計。
ハンモックや爪とぎポール付きで、ケージ内でも快適に過ごせます。
底部の引き出し収納はお手入れや小物管理にも便利なんですよ。
「とにかく広く、長く快適に」を叶えたい方には、こちらのような大型タイプも。
各段に透明扉を採用した3段ケージで、段ごとに空間を分けて使えるのが魅力。
複数の猫が距離を保ちながら過ごせて、見守りやすさとデザイン性を両立しています。
多頭飼いの「理想形」を目指したい飼い主さんに。
ケージを選んだあとは、中の使い方にもひと工夫。
相性には個体差があります。
最初から仲良く同居できる子もいれば、少しずつ距離を縮めていく子もいるので、様子を見ながら調整してみてくださいね。
多頭飼いの猫ケージは、広さ・上下運動・居場所の分けやすさ・掃除のしやすさの4点を押さえると、ぐっと選びやすくなります。
2匹なら3段、3匹以上なら3〜4段の広々タイプが目安。
インテリア重視なら木製や白基調、長く快適になら大型タイプと、暮らしに合わせて選べる選択肢がそろっています。
あなたとねこちゃんたちが、お互いに心地よく過ごせる一台が見つかりますように。
気になるケージがあれば、ぜひゆっくり比べてみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。