
猫を迎えるとき、あるいは今のケージが手狭になってきたとき、「高さ170cmくらいの縦長ケージってどうなんだろう」と気になっている飼い主さん、多いですよね。
上下運動をたっぷりさせたい気持ちと、「大きすぎて置き場所に困らないかな」「掃除しにくくない?」という不安の間で、なかなか決めきれない、、、そんな声をよく聞きます。
この記事では、なぜ高さ170cm前後のケージが選ばれるのかという理由から、失敗しない選び方のポイント、そしてタイプ別のおすすめまでまとめてご紹介します。
あなたのお部屋と愛猫にちょうどいい一台を、いっしょに探していきましょう。
記事の監修者
まず、正直なところをお伝えすると、猫のケージ選びで「高さ」はサイズと同じくらい大事なポイントなんですよ。
犬と違って、猫は上下の動き(=垂直方向の運動)を好む子が多いんです。
木に登ったり高い場所から見下ろしたり、そういう習性が室内でも出やすいんですよね。
だからこそ、床面積を広げるより「上に伸ばす」ほうが、限られたスペースでも運動量を確保しやすいというわけなんです。
その中でも高さ170cm前後が支持されるのには、ちゃんと理由があります。
一般的な住宅の天井高は240cmほど。
高さ170cmのケージなら、上に少し余白を残しつつ3段構成でしっかり縦運動スペースを確保できます。
180cmを超えてくると、上段のお世話に踏み台が必要になったり圧迫感が出たりする場合もあるので、「ギリギリまで高くしたくはないけれど、運動はさせたい」という飼い主さんにとって、170cm前後はちょうどいい落としどころなんですよね。

もう一つ、多頭飼い(=複数の猫を一緒に飼うこと)との相性の良さも見逃せません。
段があることで、「上が好きな子」「下で落ち着きたい子」と、自然に居場所を分けられます。
相性を見ながら空間を使い分けたいご家庭にも、縦長ケージは向いているんです。
高さだけで決めてしまうと、「置いたはいいけど使いにくい、、、」となりがちです。
ここは押さえておきたい、というポイントを整理しますね。
順番に、実際の商品と一緒に見ていきましょう。
高さ170cm前後で最もオーソドックスなのが、格子のスチール3段タイプなんです。
通気性がよく、価格も手に取りやすいものが多いので、「まずは縦長ケージを試してみたい」という方にぴったりですよ。
サイズ選びに迷ったときの一台として、こちらから。
こちらは3段Lで高さ約163.5cm、3段XLなら約179.5cmと、まさに170cm前後をカバーするサイズ展開が魅力。
全段に扉が付いているので、上の段のお世話や掃除もしやすい設計なんですよ。
丈夫な鉄線と補強金具で、縦長でも安定感があります。
もう少し予算を抑えたい方には、こちらもおすすめです。
大型猫にも対応した2段タイプで、高さは160cm前後。
収納引き出し(=下部に小物やトイレ用品をしまえるスペース)付きで、キャスター(=底の車輪で移動できる仕組み)もあるため掃除もラクなんです。
スロープ階段(=段差をなだらかにつなぐ通路)で上下の行き来もスムーズ。
2匹以上のご家庭では、高さに加えて各段の広さもチェックしたいところ。
窮屈だと居場所の取り合いになってしまうこともあるので、ゆとりを持たせたいんですよね。
3段構造で各段に出入口と休憩スペースを備えていて、3段Lは高さ約163.5cmで2匹対応。
スロープ階段付きで移動もスムーズなんです。
組み立ても簡単なので、子猫の成長に合わせて長く使いやすいのもうれしいポイント。
さらにゆとりが欲しい方は、こちら。
各階に扉が付いたシンプルな格子タイプで、2XLサイズなら高さ約179cm。
空間を段で分けて使えるので、多頭飼いでも環境を整えやすい構造になっています。
シンプル設計で掃除の動線もわかりやすいんですよ。

「最初から170cmはハードルが高いかも、、、」という飼い主さんには、段を積み重ねて高さを変えられるタイプという選択肢もあります。
最大3段まで積み重ねられて、M+サイズは高さ約175cm。
各段が独立した構造なので、来客時や掃除のときに必要な段だけ使い分けられるのが便利なんです。
キャスター付きで移動もしやすいですよ。
上下移動はしない独立タイプなので、用途に合わせて選んでみてくださいね。
ここからは、デザイン重視の飼い主さん向けのお話です。
高さ170cm前後のケージって存在感が大きいぶん、お部屋になじむかどうかで印象がガラッと変わるんですよね。
木製や木目調なら、圧迫感をやわらげてインテリアの一部として溶け込ませやすいんです。

まずご紹介したいのが、天然木の温もりが感じられるこちら。
多頭飼いにも対応した広々設計で、LとXLは高さ約180cm。
前面が大きな透明扉(=中の様子が見えるクリアなドア)なので見守りやすく、ハンモックや爪とぎポールも備えています。
底部の引き出し収納でお手入れもしやすい、機能性とデザインを両立した一台なんですよ。
大型猫でものびのび過ごせるタイプをお探しなら、こちら。
木目調のナチュラルなデザインで、Lサイズは高さ約150cmと170cmクラスより少し抑えめ。
「縦長は欲しいけれど圧迫感は控えたい」という方にちょうどいいバランスです。
透明扉で見守りやすく、キャスター付きでレイアウト変更もしやすいんです。
もっとインテリア性にこだわりたい方には、こちらも見てほしいところ。
木製フレームの落ち着いたデザインで、3段Lは高さ約156cm。
幅112cmの広々設計でゆったり過ごせて、リビングに置いても家具のようになじみます。
キャスター付きなので、模様替えのときも動かしやすいですよ。
高さのあるケージは魅力的なぶん、いくつか気をつけたい点もあるんです。
でも、ちょっとした工夫でぐっと使いやすくなりますよ。
縦長になるほど、安定感は大事になってきます。
なるべく壁際や動線の邪魔にならない場所に置いて、床が水平かどうかも確認しておきたいですね。
活発な子や大型猫の場合は、より頑丈でどっしりしたタイプを選ぶと安心です。
最大3段まで拡張できて、Mで約177cm、XLなら約183cmとしっかりした高さ。
大型猫にも対応したサイズ感で、ハンモックやスロープ、給水ボトルの取り付けにも対応しています。
キャスター付きで、これだけの高さがあっても掃除や配置換えがしやすいんですよ。

高い位置の掃除って、地味に大変なんですよね、、、
だからこそ、引き出し式トレイ(=下段の受け皿を横に引き出して洗える仕組み)や、各段に付いた扉があると日々のお手入れがぐっとラクになります。
上部開閉(=天面のフタが開く仕組み)タイプなら、上からサッと猫を出し入れできるのも便利なんです。
格子タイプのケージは通気性がいい反面、床のワイヤーが肉球に当たりやすいこともあります。
クッションやマットを敷いてあげると、猫が落ち着いて過ごしやすくなりますよ。
滑り止めにもなるので、シニアの猫や活発に上下運動する子にもやさしい工夫です。

最後に、ポイントを振り返っておきますね。
高さ170cm前後のケージは、天井にぶつからず縦運動をしっかり確保できる、ちょうどいい高さなんです。
3段スチールなら手に取りやすく、多頭飼いなら広さと段数のバランスを、リビング設置なら木製・木目調のデザインを、というふうに、暮らしと愛猫のタイプに合わせて選ぶのが失敗しないコツですよ。
転倒対策・掃除のしやすさ・床材の工夫、この3つを押さえておけば、縦長ケージはぐっと使いやすくなります。
あなたのお部屋と愛猫にぴったりの一台が見つかりますように。
気になるサイズがあれば、各商品ページで高さの展開をチェックしてみてくださいね。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。