猫ケージ90cmはちょうどいい?幅90cmの選び方とおすすめ10選

「猫ケージは90cmくらいがいいらしい」と聞いて調べ始めたものの、幅なのか高さなのか、うちの子に合うのかが分からず止まっていませんか。
実は90cmという数字、猫ケージ選びではかなり意味のあるラインなんです。
狭すぎず、日本の住宅にも置きやすい、絶妙なサイズ感。
この記事では、90cmがどの寸法を指すのかから、段数別の選び方、設置前の採寸のコツ、そして幅90cm前後で選べるおすすめケージまでまとめてご紹介します。
読み終わるころには、あなたの部屋と猫ちゃんに合う1台がきっと見えてきますよ。
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そもそも「猫ケージ 90cm」の90cmって、どこの寸法?
まずここ、いちばんつまずきやすいポイントなんですよね。
猫ケージの商品ページに書かれている「90cm」は、 多くの場合は幅(横幅) を指しています。
ただし商品によっては高さ90cmを指していることもあって、同じ「90cm」でも中身がまったく違うんです。
高さ90cmだと2段構成が多く、幅90cmだと1段あたりがかなり広い1〜2段タイプが中心になります。
サイズ表を見るときは「幅(cm)/奥行(cm)/高さ(cm)」の並び順を必ず確認してみてくださいね。
ここを間違えると、届いてから「思ってたのと違う、、、」となりがちです。
幅90cmは、猫にとってどれくらいの広さ?
一般的な成猫が体を伸ばして寝そべると、だいたい60〜70cmほど。
そこにトイレと食器を置くスペースを足すと、幅70cmではけっこうギリギリになります。
幅90cm前後あると、トイレ・食器・休憩スペースを横並びに配置しやすいんですよ。
猫はケージの中でも方向転換をしたり、伸びをしたりします。
幅に余裕があると、その動作がストレスなくできるんです。
もちろん個体差はありますが、大きめサイズの子やゆったりタイプの子ほど、幅の余裕が効いてきます。
一方で、猫は横方向より縦方向の動きを好む子も多いです。
だから幅90cmを選ぶときは、「幅の広さ×段数」のかけ算で考えるのがコツなんですよ。
幅90cm前後の猫ケージが選ばれる3つの理由
正直、90cmという数字が定番になっているのには理由があります。
- 一般的なフローリング1枚分〜2枚分に収まりやすいので、リビングでも圧迫感が出にくい
- 幅90cmは日本の押入れ・クローゼットの開口幅とも近く、部屋の壁面にすっきり沿わせやすい
- トイレ(標準サイズで幅40〜50cm前後)を置いても、まだ猫の居場所が残る
特に3つめが大きいです。
幅が足りないと、トイレのすぐ横で寝る、という状態になりがち。
猫はきれい好きな子が多いので、トイレと休憩場所を分けられる幅があると落ち着いて過ごしてくれます。
では、ここからは段数別に見ていきましょう。
【段数別】幅90cm前後のおすすめ猫ケージ
2段タイプ:1匹暮らしのベースにちょうどいい
まずは扱いやすい2段から。
高さが出すぎないので、賃貸や寝室にも置きやすいタイプです。
コスパ重視で1台目を探している飼い主さんには、こちらから見てみるのがおすすめ。
最大サイズで幅92.5cmまで選べる、折りたたみ式の2段ケージです。
格子の間隔を狭めた 脱走対策の構造(=猫が頭や体をねじ込みにくい設計の仕組み) になっているので、脱走名人タイプの子にも向いています。
底面には取り外せるトレー(=下に敷く受け皿。
汚れたら抜いて丸洗いできる仕組み)付きで、お手入れもラクなんですよ。

もう少ししっかりした作りがいい、という方にはこちら。
Lサイズが幅92cm×奥行58cm×高さ66cmと、まさに90cmど真ん中のモデル。
スロープ階段(=段差を斜面でつないだ通路。
ジャンプが苦手な子でも上りやすい)とステップが付いていて、限られた高さの中でも上下の動きが作れます。
上部開閉式(=天井部分がパカッと開く仕組み)なので、猫を抱き上げて出し入れするときもスムーズです。

3段タイプ:縦の運動量をしっかり確保したい方に
幅90cmに高さも足すと、一気に「猫の部屋」感が出てきます。
日中お留守番が長めのご家庭には、この3段クラスが本当におすすめなんです。
Sサイズで幅90cm、Lサイズなら幅93cm×高さ132.5cmまで選べる格子タイプ。
スロープ階段と休憩用の棚板を備えていて、猫が自分で「今日はここ」と居場所を選べる構造になっています。
無駄のないシンプルな作りなので、長く使いたい方にも合いますよ。

爪とぎまでケージ内で完結させたいなら、こちらも候補に。
本体幅93cmのワイドタイプで、多頭飼育にも対応する設計です。
支柱そのものが爪とぎポールになっているので、どこでも爪とぎができるのがユニークなところ。
棚板の段差もゆるやかで、子猫やシニア猫にも配慮された作りなんですよ。
スライド扉(=横にスライドして開く扉。
開閉スペースが要らない仕組み)とキャスター付きで、日々の使い勝手も良好です。
4段・ハイタイプ:運動量が多い子や多頭飼育に
「もっと縦に遊ばせたい」という飼い主さんには、4段以上という選択肢もあります。
最大4段で幅93cm×奥行63cm×高さ145cmまで展開しているタイプ。
複数の大きな扉と上部開閉を組み合わせているので、掃除機を持ったまま中を掃除する、なんてこともしやすいです。
キャスター付き(=底に車輪が付いていて、押すだけで動かせる仕組み)なので、模様替えや床掃除のときにも助かりますよ。

ケージの上も居場所にしたい、という発想ならこちら。
幅93cm×奥行63cm×高さ178cmのルーフ(屋根)付きモデル。
高い場所が好きな子は多いので、ケージの上が正式なくつろぎスペースになるのは地味に嬉しいポイントなんです。
棚板や線材に自由に貼れる爪とぎシート、ハンモック(=布を吊るして作るハンモック型の寝床)、食器2個まで付いてきます。
インテリアに溶け込むデザイン性まで求めるなら、こちら。
幅93cm×奥行63cmで、3段時は高さ142cmになる透明扉タイプ。
各段に透明扉を採用していて、中の様子がはっきり見えるので、留守番中の様子確認もしやすいです。
段ごとに空間を仕切って使えるため、多頭飼育で「この子はこの段」という使い分けもできますよ。
折りたたみ・ポータブル:来客時や災害時の備えに
常設ではなく、必要なときだけ出したい。
そんなニーズにも90cmサイズはちゃんとあります。
XLサイズが幅91cm×奥行56cm×高さ67cmのワイヤー製折りたたみケージ。
持ち手が付いていて、使わないときはぺたんと畳んで隙間収納できます。
引き出し式トレー(=正面から抜き出して洗えるトレーの仕組み)なので、ケージを動かさずに掃除できるのも楽です。
上下運動はできない構造なので、来客時や掃除中など短時間の待機スペースとして使うのが向いています。
さらに軽さ重視なら、メッシュタイプ(=布とネットでできた通気性の高い素材)も。
Lサイズが幅90cm×奥行70cm×高さ58cmのポータブルケージ(=持ち運び前提の簡易ケージ)。
上部と側面に複数の入口があるので、猫を無理に押し込まなくていいのが助かります。
大型猫にも対応する広さで、災害時の避難用として1つ備えておく飼い主さんも増えているんですよ。
木製・インテリア重視タイプ
リビングに置くなら、やっぱり見た目も譲れませんよね。
幅86cm×奥行54cm×高さ131cmと、90cmに近いサイズ感の木製3段ケージ。
天然木とワイヤーを組み合わせているので、スチールだけのケージにありがちな「檻っぽさ」が出にくいんです。
キャスター付きで移動もしやすく、下部の引き出し式トレイでお手入れも簡単。
ナチュラルテイストのお部屋にもすっと馴染みます。

設置前に測っておきたい「+10cm」の余白
ここ、意外と見落とされがちな部分です。
幅90cmのケージを幅90cmのスペースに置くと、ぴったりすぎて掃除ができません。
壁との間にホコリも溜まります。
おすすめは、幅・奥行ともに実寸+10cmを見ておくこと。
- 扉が手前に開くタイプなら、扉の開閉分(40〜50cm前後)も別途確保
- 上部開閉タイプは、天井や吊り棚とのクリアランスを20cm以上
- キャスター付きは、動かして掃除する前提で通路を1本つくる
搬入経路もチェックしておきたいところ。
玄関ドアや廊下の角を通れるかどうか、組み立て前の外箱サイズで確認しておくと安心です。
90cmケージを猫が気に入る空間にするコツ
サイズを決めたら、次は中身。
ここで居心地がぐっと変わります。
まず、床面には必ずマットやクッションを敷いてあげてください。
ワイヤーの隙間で肉球を傷めないための基本です。
そして配置の考え方はシンプルで、こんな並びが使いやすいです。
- 下段:トイレ+水
- 中段:食器
- 上段:ハンモックや寝床
トイレと食器を離すのがポイント。
猫は食事場所と排泄場所が近いのを嫌がる子が多いんですよ。
あとは、ケージ全体を覆えるカバーや布を1枚用意しておくと、来客時や夜間に**猫が「隠れられる場所」**を作れます。
落ち着かない様子が続くときは、無理に慣れさせようとせず、少しずつ時間を延ばしていく形が安心です。
食欲や排泄の様子にいつもと違う変化が続く場合は、環境だけの問題ではないこともあります。
気になるときは獣医師さんに相談してみてくださいね。
なお、ケージは「閉じ込める道具」ではなく、猫にとっての自分だけの安全基地。
扉を開けて自由に出入りできるようにしておくと、避難場所として自分から入ってくれるようになる子も多いです。
まとめ
猫ケージの90cmは、日本の住宅に置きやすくて、猫の生活スペースもきちんと確保できるバランスのいいサイズです。
最後にポイントを整理しますね。
- 「90cm」が幅か高さかを必ず確認する
- 幅90cm前後あれば、トイレ・食器・寝床を分けて配置しやすい
- 縦の運動を確保したいなら、幅90cm×2〜4段で考える
- 常設か一時使用かで、折りたたみ式という選択肢もあり
- 設置スペースは実寸+10cm、扉の開閉分も忘れずに
同じ90cmでも、2段でゆったり派もあれば、4段でしっかり運動派もあります。
うちの子が横に伸びるタイプか、高いところ好きタイプかを思い浮かべながら選んでみてください。
猫ちゃんが「ここが自分の場所」と思ってくれるケージに出会えますように。
監修者情報
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
【監修者プロフィール】
富崎 章子
- 三重県ドッグサロン「pawpad」店長
- 保有資格:認定トリマー/愛玩動物飼養管理士/動物取扱責任者/キャットグルーマー
- トリマー歴:20年
- ケア実績:犬猫あわせて数千頭
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