子猫を迎えるとき、ケージを用意すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、初めて子猫を飼う方に向けて、ケージの必要性から選び方、使い方、よくあるトラブルの対処法まで詳しく解説します。
読み終わる頃には、自分の生活スタイルに合ったケージの活用法が分かるようになります♪
子猫を迎えるとき、ケージを用意すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、初めて子猫を飼う方に向けて、ケージの必要性から選び方、使い方、よくあるトラブルの対処法まで詳しく解説します。
読み終わる頃には、自分の生活スタイルに合ったケージの活用法が分かるようになります♪
子猫って、とにかく好奇心旺盛ですよね...!
家の中のあらゆるものに興味津々で、電気コードをかじったり、高いところから落ちたり、小さなものを飲み込んだり。
特に生後2〜3ヶ月の子猫は、まだ体のバランスも取れないので危険がいっぱいなんです。
ケージがあると安心なシーン
それに、お迎え直後の子猫は環境の変化でドキドキしています。
広い部屋よりも、適度な広さのケージの方が「ここが自分の場所」って落ち着けることが多いんですよ。
放し飼いにすると、こんなリスクがあります。
☑ 留守番中の誤飲や怪我の危険
☑ 夜間の事故(子猫は夜行性なので特に注意)
☑ トイレのしつけがうまくいかない
☑ 脱走の可能性
輪ゴムや紐、観葉植物など、子猫にとって危険なものって意外と多いんです。
ただし、すべての子猫にケージが必要というわけではありません!
こういった場合は、無理に使わなくても大丈夫です。
新しい環境に来たばかりの子猫は不安でいっぱい...
いきなり広い部屋に放すよりも、ケージという限られた空間で過ごす方が安心できるんです。
最初の1週間は、トイレ・水・餌・寝床がすべて揃った「安全基地」として使いましょう♪
慣れてきたら少しずつケージの外で過ごす時間を増やしていきます。
生後2〜3ヶ月
留守番時と夜間はケージで過ごすのが基本です。
この時期は事故のリスクが最も高いので、安全第一で!
生後4〜6ヶ月
だいぶ体もしっかりしてきます。
日中は自由に過ごさせて、留守番時や夜だけケージを使う方法に切り替えられますよ。
生後6ヶ月以降
ケージの卒業を検討する時期。
ただし個体差があるので、その子の成長具合を見ながら判断してくださいね。
ケージを卒業できるかどうかは、こんなポイントでチェック!
まずは1〜2時間程度の短時間から試して、問題なければ徐々に時間を延ばしていきましょう。
子猫はあっという間に大きくなります...!
☑ 幅・奥行きともに最低60cm以上
☑ 成猫サイズを想定して選ぶ
☑ トイレと寝床の距離が取れる広さ
生後2ヶ月で購入するなら、最初から成猫になっても使えるサイズが経済的ですよ。
ただし大きすぎても最初は落ち着かないことがあります。
不安そうにしていたら、段ボールで仕切りを作ってあげるといいですね♪
1段タイプ
生後2〜3ヶ月の小さな子猫におすすめ。
高さがないので落下の危険が少なく、安全性が高いです。
2〜3段タイプ
生後4ヶ月以降で運動能力が発達してきたら、こちらも検討できます。
上下運動ができるため、ケージ内でも体を動かせてストレス軽減になりますよ!
ただし3段は掃除の手間が増えることも考慮してくださいね。
素材
スチール製が丈夫でスタンダード。
錆びにくいコーティングがされているものを選びましょう。
扉の位置
正面だけでなく、天井部分にも開くタイプが便利です。
上から手を入れられると、猫の出し入れがスムーズ♪
網目の間隔
子猫の頭が通らない細かさかチェック。
広すぎると脱走や怪我の危険があります。
キャスター
付いていると移動が楽ですが、しっかりロックできるタイプを選んでください!
折りたたみ式
据え置き式
引っ越しが多い方は折りたたみ式、じっくり使いたい方は据え置き式がいいですね。
入口から最も遠い場所に設置しましょう。
猫は寝る場所とトイレを離したがる習性があるんです。
選び方のポイント
☑ 子猫の体がすっぽり入る余裕がある大きさ
☑ 固まるタイプの砂が掃除しやすい
☑ 毎日掃除して清潔に保つ
汚れたままだと、子猫がトイレを嫌がるようになってしまいます...
トイレから離れた場所に置くのが鉄則!
軽いと遊んでしまって、ケージ内が汚れる原因になります。
ケージの中で最も静かで落ち着ける場所に作ります。
入口から見えにくい奥の角が理想的♪
クッションやブランケットを敷いて、柔らかい寝床を用意しましょう。
洗える素材を選ぶと衛生的に保てますよ。
季節に合わせて工夫
ドーム型のベッドや段ボールハウスなど、狭めの空間があると子猫は安心します。
長時間ケージで過ごす場合は、退屈しないようおもちゃがあった方がいいですね。
注意点
☑ 誤飲の危険がないものを選ぶ
☑ 紐状のおもちゃや小さな部品があるものは避ける
☑ 夜間や留守番時は片付けておく方が安全
2段以上のケージなら、段差を利用して上り下りするだけでも良い運動になりますよ!
メリット
デメリット
ケージにカバーをかけて、隠れられるスペースを作ってあげる工夫が必要です。
❌ 直射日光が当たる窓際(夏は熱中症、冬は冷気のリスク)
❌ エアコンの風が直接当たる場所
❌ 玄関や廊下など人通りが多い場所
❌ キッチンの近く(煙・匂い・温度変化が激しい)
火を使う場所の近くは絶対に避けてくださいね!
昼間はリビング、夜は寝室に...という方法もあります。
ただし毎晩の移動が子猫のストレスになることもあるので、様子を見ながら判断してください。
できれば1箇所に固定する方が落ち着けますよ。
移動させる場合は、キャスター付きが便利♪寝る1時間前には部屋を静かにして、子猫を落ち着かせてあげましょう。
外出時は必ずケージに入れて、安全を確保しましょう!
出かける前のチェックリスト
☑ トイレは清潔か
☑ 水と餌は十分にあるか
☑ 室温は適切か(夏はエアコンをつけっぱなし)
帰宅したらすぐにケージから出して、たっぷり遊んであげてくださいね。
留守番を頑張ったご褒美として、スキンシップの時間を作りましょう♪
夜間のみケージを使用する場合、就寝前のルーティンを作るといいですよ。
疲れた状態でケージに入れると、すんなり眠ってくれることが多いです。
知らない人が来ると、子猫は怖がったり興奮したりします。
ケージにカバーをかけて、落ち着ける空間を作ってあげましょう。
完全に見えなくする必要はなく、半分程度覆うだけで十分ですよ。
来客中はむやみにケージに近づかないようお願いしてくださいね。
特に小さな子どもは、指を入れて怪我をする可能性もあります...
複数の猫を飼うなら、それぞれにケージを用意するのが理想です。
ただし相性が良ければ、同じケージで過ごせることもありますよ♪様子を見ながら柔軟に対応してくださいね。
子猫がケージで鳴くのには、必ず理由があります。
チェックポイント
☑ お腹が空いていない?
☑ トイレが汚れていない?
☑ 暑すぎたり寒すぎたりしない?
☑ 体調は大丈夫?
寂しさから鳴いている場合もあります。
特にお迎え直後は、母猫や兄弟と離れた不安で鳴き続けることも...
普段と違う鳴き方で元気がないときは、動物病院に相談しましょう。
ケージに慣れるには、時間をかけた練習が大切です♪
「ケージ=良いことが起こる場所」と認識してもらうのがポイントです!
❌ 鳴いたらすぐに出す
❌ 叱ったりケージを叩いたりする
❌ 無理やり押し込む
鳴けば出してもらえると学習すると、毎回鳴くようになってしまいます。
心を鬼にして、鳴き止むまで待つことが大切...
ただし本当に具合が悪そうなときは、迷わず対応してくださいね。
効果的な方法
運動量が足りないと、夜中に元気が余って鳴いてしまうんです。
子猫のストレスは、行動の変化に現れます。
危険なサイン
☑ 食欲がなくなった
☑ トイレの回数が減った
☑ 過度に毛づくろいをする
☑ ケージの柵を噛んだり引っ掻いたりし続ける
☑ 下痢や嘔吐
こういった様子が見られたら、すぐに対処が必要です!
できるだけ短くするのが基本です。
生後2〜3ヶ月なら、留守番と夜間の合計で12時間程度が目安。
それ以外の時間は、できる限り自由に過ごさせてあげましょう。
長時間の留守番が必要なら、ケージのサイズを大きくするなどの配慮を...
基本的には、起きている時間の大半は自由にしてあげるのが理想♪
ケージは安全確保のための場所であって、常に閉じ込めておく場所ではありません。
在宅時は、なるべくケージの外で過ごさせてあげてくださいね。
毎日の生活リズムを作って、子猫が予測できるようにすると、待つことができるようになりますよ。
サークルは、ケージよりも広いスペースを確保できます。
メリット
デメリット
日中の短時間だけなら、サークルも選択肢になりますね。
スペースに余裕があれば、この方法も!
部屋全体を安全な環境に整えれば、広々と過ごせます。
ただし完全な安全確保は難しいかも...コンセントやコード、窓の隙間など注意が必要です。
トイレのしつけも、部屋が広いと難しくなる傾向があります。
最初はケージでトイレを覚えさせてから、部屋での生活に移行するのがおすすめですよ♪
ケージ
確実な安全性と管理のしやすさ◎ただし運動量が制限される。
サークル
開放感があって広々◎でも脱走のリスクと留守番には不向き。
専用部屋
最も自由度が高くストレスフリー◎しかし完全な安全確保が難しい。
どれが最適かは、住環境やライフスタイル、子猫の性格によって違います。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選んでくださいね。
小さめのケージを買ってしまって後悔...というケースは多いです。
子猫は数ヶ月であっという間に成長します。
買い替えの手間を考えると、最初から大きめを選ぶ方が経済的!
すでに小さいケージを持っているなら、早めに買い替えを検討してください。
狭いまま使い続けると、ストレスや運動不足の原因になります。
よくある原因
いくつか試して、子猫の好みを見つけてあげてくださいね♪
チェックポイント
☑ 扉の閉め忘れ
☑ 網目の間隔が広すぎる
☑ 天井部分のロックが甘い
出し入れの際は、必ず閉めたか確認する習慣をつけましょう!
無理やり入れようとすると、ますます嫌がるようになります...
まずは扉を開けっぱなしにして、自由に出入りできる状態から始めてください。
中におやつやおもちゃを置いて、自分から入るのを待ちましょう。
お気に入りの毛布を入れておくのも効果的ですよ♪
もちろん使えます!
災害時の避難や動物病院への通院時に役立ちますよ。
普段から慣れていれば、いざという時にスムーズです。
多頭飼いで一時的に隔離が必要な場合にも便利。
ただし成猫を長時間ケージに入れておくのは避けてくださいね。
生後6ヶ月以降で部屋が安全に整っていれば、必ずしもケージに入れる必要はありません。
ただし初めて長時間留守にする場合は、念のためケージを使う方が安心です。
イタズラ好きな性格なら、年齢に関わらずケージの方がいいかも...
基本的には、1匹につき1つあれば十分です♪
多頭飼いでも仲が良ければ共有できることがあります。
ただし体調不良の猫を隔離する必要があるため、予備があると安心ですね。
まずは1つ用意して、必要に応じて追加するのがおすすめです!
状態が良ければ使用できます。
チェックポイント
☑ 破損や錆びがないか
☑ 網目の歪みはないか
☑ 扉の開閉はスムーズか
☑ ネジの緩みはないか
衛生面では、しっかり洗浄と消毒をすることが大切。
前の猫の匂いが残っていると、新しい子猫が嫌がることがあります...
経済的に余裕があれば、新品の方が安心ですね。
長く使うものなので、信頼できる状態のものを選びましょう♪