
猫ケージカバーを使うと、愛猫が落ち着いて過ごせるようになることも♪この記事では、初めてカバーを検討している飼い主さん向けに、猫ケージ専門店「CageRoom」のスタッフ監修のもと、選び方のポイントや手作り方法、使い方の注意点まで分かりやすく解説します。
CageRoomのケージ評価基準 — 当サイトでは、以下の5つの基準をもとに、取り扱うすべてのケージおよびケージ関連アイテムを評価しています。
①安全性:素材の強度、鋭利な部分がないか、塗装の安全性、ロック機構の信頼性
②サイズ適合性:犬種/猫種別の推奨サイズとの適合、成長後を見越したゆとり
③通気性:空気の循環、メッシュ構造の密度、季節ごとの快適性
④掃除のしやすさ:トレーの取り外し、分解洗浄のしやすさ、底面の防水性
⑤インテリアとの調和:素材の質感、カラー展開、部屋に置いた際の圧迫感
この評価基準の中でも、カバー選びでは特に**「③通気性」と「②サイズ適合性」**が重要なポイントになります。
この記事では、専門店の視点からカバーの選び方を詳しくお伝えしていきます。
記事の監修者

ケージカバーは、猫用ケージの外側にかける布のこと。
全体を覆うタイプもあれば、一部分だけカバーするタイプもあります。
猫ケージ専門店として数多くの飼い主さんからご相談をいただく中で、「カバー1枚でこんなに変わるなんて」という驚きの声を多くいただいています。
カバーの主な効果は次の通りです。
☑ 周りの動きが気にならなくなり、リラックスできる
☑ 寒い時期の保温効果
☑ エアコンの風よけ
☑ 光を遮って安眠を促す
視界を遮ることで、猫ちゃんが落ち着きやすくなるんです。
猫はもともと薄暗く囲まれた空間を好む習性があるため、カバーをかけることでケージが「安心できるねぐら」のような空間に変わります。
当てはまる項目があれば、カバーを試してみる価値ありです!
すでにケージ内で落ち着いている子には、無理にかける必要はありません。
人の気配を感じていたい甘えん坊な子の場合、逆にストレスになることも...。
また、暑い時期に保温性の高いカバーをかけると熱がこもって危険です。
猫ちゃんの様子を見ながら判断してくださいね。

カバー選びで最も失敗しやすいのが「サイズ」と「通気性」です。
専門店に寄せられるお問い合わせの中でも、この2点に関するご相談がとても多い印象があります。
まずは購入前に確認すべきポイントを押さえておきましょう。
カバーを購入して後悔しないために、よくある失敗パターンを知っておきましょう。
失敗①:ケージのサイズを正確に測らず「合わない」
目測だけでカバーを購入してしまい、小さすぎて取り付けられない・大きすぎて床に垂れてしまうケースは少なくありません。
購入前に必ずメジャーで計測しましょう。失敗②:通気性を軽視して「蒸れ・熱中症リスク」
特に夏場は、メッシュ面を確保できないカバーだと内部に熱がこもります。
少なくとも一面は開放し、通気性を確保してください。失敗③:設置場所を考えずに「開閉に干渉」
ケージの扉の開閉方向を確認せずにカバーをかけると、出入りやお世話のたびにカバーを外す手間が増えます。
扉の位置を考慮したカバー設計が重要です。
まずはケージの幅、奥行き、高さを測ります。
メジャーでケージの外側を測ってください。
カバーはゆとりを持って選ぶのがポイント。
ぴったりすぎると取り付けにくく、大きすぎると床に垂れてしまいます。
2段・3段ケージの場合
段数の多いケージは特に高さに注意!一般的な2段ケージで120cm前後、3段ケージで150cm以上になることもあります。
既製品が合わない時は、手作りも検討してみてください♪
カバーのサイズを決めるには、まずお使いのケージサイズを正確に把握することが大切です。
以下は猫のタイプ別に推奨するケージサイズの目安です。
お手持ちのケージがどれに当てはまるか確認してみてください。
| 猫のタイプ | 推奨ケージサイズ |
|---|---|
| 子猫・シニア猫 | 2段構造、高さ100cm程度 |
| 成猫(一般) | 2〜3段構造、高さ120〜150cm |
| 大型猫(メインクーン等) | 3段以上、高さ150cm〜、幅広設計 |
| 多頭飼い(2匹〜) | 3段以上、幅90cm〜の大型サイズ |
基本の考え方: ケージの中で猫が立ち上がって頭がつかえない高さ、方向転換ができる幅が最低条件。
トイレを中に置く場合は、さらにワンサイズ大きめを選びましょう。
カバーはこのケージサイズに対して各辺+3〜5cm程度のゆとりを持たせるのがベストです。
カバーで覆う範囲を決める際、通気性はとっても大事。
最低でも一面は開けておく必要があります。
特に夏場や暖房をつけている部屋では、空気の循環に気をつけましょう。
全面を覆うタイプでも、メッシュ窓がついているものがおすすめです。
何のためにカバーが必要なのかで、選ぶタイプが変わります。
専門店として多くのケージを取り扱ってきた経験から、目的と素材のミスマッチが最も多い後悔ポイントです。
以下を参考に、目的にぴったり合ったカバーを選んでください。
視界を遮ることが目的なら、薄手でも十分効果があります。
遮光性が高すぎると中が暗くなりすぎるので、適度な透け感のある生地がベスト。
三方を覆って正面は開けておくスタイルが一般的です。
猫ちゃんの様子も確認しやすいですよ。
冬場の寒さ対策には、厚手の生地やキルティング素材が適しています。
フリース素材も保温性が高くて軽いので扱いやすい!
ただし、部屋を暖房で暖めている場合は薄手のもので十分なことも。
ケージ内に温度計を置いて確認してみてください。
エアコンの風が直接当たるのを防ぐなら、薄手の綿やリネンがおすすめ。
通気性がよく、風だけを遮ってくれます。
暑い時期は一面だけを覆う使い方が安心です。
猫ちゃんが暑がっていないか、こまめにチェックしましょう。
ケージ内のトイレから飛び散りが気になる...そんな時は防水加工された生地を選びましょう。
撥水加工のあるポリエステル素材なら、汚れてもさっと拭き取れます。
洗濯機で洗えるタイプだとさらに便利♪
夜になっても部屋の明かりが気になって眠れない子には、遮光性のある生地がぴったり。
カーテン用の遮光生地を使えば、しっかり光を遮れます。
ただし日中は外してあげてくださいね。
一日中暗い環境は、生活リズムを乱す可能性があります。

素材選びは、カバーの機能性を大きく左右します。
当サイトの評価基準でも「③通気性」を重視していますが、素材によって通気性・保温性・お手入れのしやすさが大きく異なります。
☑ 通気性に優れている
☑ 肌触りがよく静電気が起きにくい
☑ 洗濯を繰り返しても丈夫
☑ 乾きにくいのが難点
おすすめの季節・用途: 春〜秋の目隠し用、エアコンの風よけ
☑ 軽くて扱いやすい
☑ 乾きが早い
☑ シワになりにくい
☑ 価格が手頃
☑ 静電気とホコリがつきやすい
おすすめの季節・用途: オールシーズン対応、初めてカバーを試す方に
☑ 水分を弾く
☑ 汚れても拭くだけでOK
☑ お手入れが楽
☑ 通気性は天然素材より劣る
おすすめの季節・用途: おしっこ飛び散り防止、汚れが気になる環境に
既製品が見つからない時や、好みのデザインにしたい時は手作りも選択肢です。
特に大型猫向けの3段ケージや、特殊なサイズのケージをお使いの場合は、既製品のカバーが見つかりにくいため、手作りが有力な選択肢になります。
ケージの幅、奥行き、高さをそれぞれ測ります。
布の裁断時には、縫い代として各辺に2〜3cm程度プラスしましょう。
全体を覆うタイプなら展開図を描くと失敗が少なくなります。
一面だけなら、その面のサイズに合わせて長方形に切るだけで大丈夫!
裁縫が苦手な人でも、大判の布を使えば簡単にできます。
手ぬぐいや大判のストールを活用するのもアリですよ♪
しっかりしたカバーを作りたいなら、ミシンがおすすめです。
コストを抑えたいなら、100円ショップの商品を活用してみて。
突っ張り棒と布を組み合わせれば、取り外しも簡単です。
アイデア次第で低予算でも機能的なカバーが作れます。

カバーは正しく使ってこそ効果を発揮します。
間違った使い方をすると、かえって猫ちゃんのストレスや体調不良の原因にもなりかねません。
ここでは、専門店スタッフが実際に飼い主さんへお伝えしている使い方のコツをご紹介します。
基本的には三方を覆い、一方は開けておくのがおすすめ。
猫ちゃんの様子が見えますし、空気もこもりません。
全面を覆う場合は、必ず換気できる部分を残してください。
落ち着いている様子なら、覆う範囲を少しずつ調整してもOKです。
夜間だけカバーをかけるという使い方も効果的!昼間は外しておき、寝る時間になったらかけてあげます。
来客時など、猫ちゃんが興奮しやすい場面でも活用できます。
常にかけっぱなしではなく、必要な時だけ使うのが理想的です。
カバーを嫌がる子もいます。
無理に使い続けると、ケージ自体を嫌いになってしまうかも...。
まずは一面だけ、短時間から試してみてください。
徐々に慣れさせていくことが大切です。
カバーをかけると、ケージ内の温度が上がりやすくなります。
特に夏場は熱中症のリスクが高まるので注意!
部屋の温度計だけでなく、ケージ内の温度も確認してください。
湿度が高い日も、カバーの使用は控えた方が安心です。
専門店からのワンポイント: 当サイトの評価基準でも「③通気性」を最も重視しています。
カバーを使用する際は、メッシュ面を少なくとも1面確保し、ケージ内の温度が室温+2℃以上にならないことを目安にしてください。
一日中カバーをかけたままはNG。
猫ちゃんにとって適度な刺激は必要で、暗い環境にずっといるのはストレスになります。
また、飼い主さんが様子を確認できないのも問題。
体調の変化に気づきにくくなってしまいます。
カバーは定期的に洗濯しましょう。
ホコリや抜け毛がたまりやすいので、清潔に保つことが大切です。
洗濯の目安
最低でも月に1回、できれば2週間に1回が理想的。
予備のカバーを用意しておくと、洗濯中も困りません♪

カバーだけに頼らず、ケージ周りの環境を総合的に整えることで、より猫ちゃんが安心して過ごせるようになります。
ケージを静かで落ち着ける場所に置くだけで、猫ちゃんの様子が変わることも。
避けたい場所
壁際に置いて、背面と側面の視界を自然に遮るのも効果的です。
ケージ内に隠れ場所を作ってあげましょう。
段ボール箱や猫用ベッドを入れるだけでも、安心感がアップします。
トイレと寝床の位置を離すことも大切。
猫は清潔好きなので、トイレの近くでは落ち着けません。
猫用のフェロモン製品を使うのも一つの方法です。
スプレータイプやディフューザータイプがあります。
カバーと併用することで、より効果が高まることも。
ただし、すべての猫ちゃんに効果があるわけではありません。

使えますが、注意が必要です。
成長期の子猫には、適度な刺激も大切だからです。
夜間だけ使うなど、時間を限定するのがおすすめ。
また、子猫の様子をこまめに確認できるよう、透け感のある生地を選びましょう。
夏場は熱中症のリスクがあるため、慎重に使う必要があります。
保温性の高い素材は避け、薄手の通気性のよい布を選んでください。
エアコンの風よけとして一面だけ覆うなど、最小限の使用にとどめましょう。
室温が28度を超える場合は、カバーを外した方が安全です。
綿、麻、ポリエステルは基本的に洗濯機で洗えます。
洗濯表示を確認してから洗ってくださいね。
撥水加工のあるものは、洗濯を繰り返すと効果が落ちることも。
できれば手洗いするか、洗濯ネットに入れて優しく洗いましょう。
短時間の外出なら問題ありませんが、長時間は避けた方がベター。
猫ちゃんの様子を確認できないため、何かあった時に対応できません。
特に夏場や冬場は、室温の変化にも注意が必要です。
外出時はカバーを外すか、一面だけにしておく方が安心ですよ。
猫がカバーをかじったり引っかいたりすることがあります。
糸のほつれを誤飲すると危険なため、ほつれにくい生地を選ぶか、定期的にカバーの状態を確認してください。
特にフリース素材は爪が引っかかりやすいため、爪とぎが好きな子には注意が必要です。
猫ケージカバーは、正しく使えば猫ちゃんの安心感を大きく高めてくれるアイテムです。
選ぶ際のポイントを最後にまとめます。
☑ 目的を明確に:目隠し・保温・風よけ・遮光など、何のために使うかを決める
☑ サイズは実測で:ケージの外側をメジャーで測り、ゆとりを持たせて選ぶ
☑ 通気性を最優先:最低でも一面は開放し、メッシュ面を確保する
☑ 季節に合った素材を:夏は薄手の綿・リネン、冬は厚手・キルティング
☑ 猫の反応を見ながら:嫌がる場合は無理せず、少しずつ慣れさせる
猫ケージ専門店として、カバーは「あると便利なオプション」であり、「必ず必要なもの」ではないとお伝えしています。
大切なのは、愛猫の性格や生活環境に合わせて柔軟に使いこなすこと。
この記事が、あなたと猫ちゃんの快適なケージライフのお役に立てれば幸いです♪
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。