
「猫のケージ、トイレ付きが楽そうだけど…実際どうなの?」そんなふうに迷っている飼い主さん、けっこう多いんですよね。
省スペースで掃除もしやすそうに見える一方で、「ニオイがこもらない?」「寝床とトイレが近すぎない?」と不安になる気持ち、すごくよく分かります。
この記事では、トイレ付き猫ケージのデメリットを正直にお伝えしたうえで、それをしっかりカバーできる選び方と、タイプ別のおすすめケージをご紹介していきます。
読み終わるころには、あなたとうちの子に合った一台が、きっと見えてくるはずです。
記事の監修者
最近よく見かける「トイレ付き猫ケージ」。
これは、ケージ本体の下段などに猫用トイレを収納・設置できるスペースがあらかじめ組み込まれているタイプのことなんですよ。
トイレ別置きだと、ケージの横に猫砂トレイを並べる必要がありますよね。
でもトイレ付きなら、ケージ内に最初から居場所が用意されているので、置き場所に悩みにくいんです。
特にワンルームや賃貸など、限られたスペースで猫と暮らす飼い主さんから人気が高まっているスタイルなんですよね。

ただ、便利そうに見えるこのタイプにも、知っておきたいポイントがいくつかあるんです。
ここからは、購入後に「思っていたのと違った、、、」とならないよう、デメリットを正直にお話ししていきますね。
猫はもともと、食事・睡眠の場所と排泄スペースを分けたがる子が多いと言われています。
トイレ付きケージはコンパクトな構造ゆえに、休憩スペースとトイレの距離が近くなりがちなんですよね。
距離が近すぎると、神経質な子だと落ち着かないこともあります。
ただこれは個体差が大きく、まったく気にしない子も本当に多いんですよ。
対策としては、段差(2段以上)でフロアを分け、上段を寝床・下段をトイレにする構造を選ぶのがポイントです。
ケージ内にトイレがある以上、通気性が悪い設計だとニオイがこもりやすいのは事実なんです。
特に扉の面積が小さいタイプや、囲いが多いタイプは換気の面で不利になりがち。
ここは格子構造(=金属の格子で囲まれた通気性の高い作り)やメッシュサイド(=側面が網状で風が通る仕組み)のケージを選ぶことで、かなり軽減できますよ。
「トイレ付き=掃除が楽」と思われがちですが、正直ここは構造しだいなんですよね。
トレイが固定式だと、トイレを取り出すのにひと苦労、、、ということも。
逆に、引き出し式トレイ(=下段を引き出してそのまま洗える仕組み)や、トイレを丸ごと取り外せるタイプなら、お手入れはぐっと快適になります。
トイレを内蔵するぶん、同じ居住空間を確保しようとするとケージ全体が大きくなりやすい傾向があります。
「コンパクトだと思ったら意外と場所を取った」というのは、わりとよく聞く声なんです。
スリム設計や縦に伸びる多段タイプを選ぶと、設置面積をおさえつつ空間を確保できますよ。

ここまで読んで「やっぱりやめようかな」と思った飼い主さん、ちょっと待ってくださいね。
実は、選び方さえ押さえれば、トイレ付きケージのデメリットの多くは解消できるんです。
ここからは、デメリットを上手にカバーしてくれるおすすめのケージを、タイプ別に見ていきましょう。
まず注目したいのが、トイレと生活スペースをしっかり分けられる「トイレ分離タイプ」です。
3段構造で寝床とトイレのフロアを分けられるうえ、透明ドアで中の様子が見やすいのが安心。
引き出し式のトイレスペースで、お手入れもしやすい設計なんですよ。
続いては、下段にトイレをすっきり収められる省スペース型。
2段でゆとりを保ちつつ、トイレを下部に収納して生活エリアと分離。
天板に猫用品も置けて、見た目もまとまりやすい一台です。
ニオイ・砂飛び対策を重視したいなら、こちらもチェックしてみてくださいね。
トイレ部分に高さのあるカバーと砂落としが付いていて、猫砂がケージの外へ飛び散りにくい工夫がされています。
トイレは取り外して丸洗いOK、壁固定の転倒防止ベルト付きで安全面にも配慮された設計なんです。
猫は本来、上下に動くのが得意な子が多いですよね。
トイレ付きを選ぶときも、段差や階段で運動量を確保できるかは見ておきたいポイントです。

下段にトイレスペースを確保しつつ、階段付きで上下運動もしやすい2段構造。
天井も開閉できるので、お世話や掃除がしやすいのも助かります。
キャスター付き(=底面にローラーが付いて移動できる仕組み)で、掃除機がけのときもラクに動かせますよ。
スロープ階段でゆるやかに移動させたい場合は、こちらも候補になります。
通気性の良い格子構造で、ハンモックやトイレを配置できるスペースも確保。
トレーは取り外して洗えるので、清潔を保ちやすい小型サイズです。
コスト重視で、まずシンプルに始めたい飼い主さんには。
頑丈な金属フレームの2段タイプで、底部のトレーは取り外してお手入れ簡単。
トイレを下段に置けば、生活スペースと分けて使えますよ。
「トイレ付きは便利。
でも生活感が出るのはちょっと、、、」という飼い主さんも多いんですよね。
最近は家具のように部屋になじむデザインのケージが増えていて、ここはCageRoomが特に得意とするところなんです。

北欧風の木製デザインで、最大3段の広々設計。
丸型と角型から選べて、お部屋の雰囲気に合わせやすいのが魅力です。
下段をトイレフロアにすれば、見た目もすっきりまとまりますよ。
木目調×透明扉の組み合わせなら、こちらも上品でおすすめ。
大型猫対応の3段構造で、透明扉から中をやさしく見守れる設計。
ナチュラルな木目調デザインで、リビング置きでも浮きにくい一台なんです。
ハンモックでくつろぎ空間も作りたいなら。
木目調の天板が空間になじむ2段タイプ。
吊り下げ式ハンモック付きで、給水器や食器も取り付けられる作りです。
省スペースで「飼い始め」にちょうどいいミニタイプも見ておきましょう。
ワンルームにもなじむコンパクト設計で、下段はトイレを出し入れしやすい大きな扉付き。
天井扉付きでお世話がしやすく、キャスター付きで移動もラクラクです。
トイレ付き猫ケージには、寝床との距離・ニオイ・掃除のしやすさ・サイズという気をつけたいポイントがあります。
でも、ここまで見てきたように、2段以上でフロアを分ける・通気性のある構造を選ぶ・トレイが取り外せるタイプにするといった選び方で、その多くはしっかりカバーできるんですよね。
大切なのは、デメリットそのものより「うちの子と住環境に合っているか」という視点です。
神経質な子なのか、おおらかな子なのか。
ワンルームなのか、戸建てなのか。
そのあたりを思い浮かべながら選ぶと、ぐっと失敗しにくくなりますよ。
気になる子の様子で迷ったときや健康面が心配なときは、かかりつけの獣医師さんに相談してみてくださいね。
あなたと猫ちゃんにぴったりの一台が、気持ちよく暮らせる居場所になりますように。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。