
「猫ケージを買いたいけれど、幅80cmってうちの部屋に置けるサイズ?」そんなふうに迷っている飼い主さん、実はとても多いんですよね。
大きすぎると場所を取るし、小さすぎると猫ちゃんが窮屈そう、、、このちょうどいい落としどころを探すのが、いちばん悩ましいところです。
この記事では、幅80cm前後の猫ケージが向いているお部屋や猫ちゃんのタイプ、選ぶときに見ておきたいポイントを整理しました。
折りたたみタイプから木製のインテリア調まで、価格帯もバラバラのおすすめを9台ご紹介します。
あなたのお部屋にぴったりの1台を、一緒に探していきましょうね。
記事の監修者
まず気になるのが、なぜ幅80cm前後が人気なのかというところですよね。
正直なところ、猫ケージのサイズって「大きければ大きいほどいい」というわけでもないんです。
広さと置きやすさのバランスが取れる目安が、ちょうど幅80cmあたり。
一般的な収納家具やテレビボードと近い横幅なので、お部屋にすっと収まりやすいんですよ。
壁沿いに置いても圧迫感が出にくく、リビングの一角や寝室のすみにもなじみやすいサイズ感です。
それでいて、猫ちゃんがくるっと方向転換できたり、トイレとくつろぎスペースを分けたりできる最低限のゆとりも確保しやすい。
この「置きやすさ」と「快適さ」の両立が、幅80cmが選ばれ続けている理由なんですよね。
ワンルームや1Kにお住まいの方だと、「そもそもケージを置くスペースがあるかな、、、」と不安になりますよね。
幅80cm前後なら、大きめの本棚1台ぶんくらいのフットプリント(=床に接する面積)で済むことが多いんです。
縦に段を重ねるタイプを選べば、床面積を抑えたまま猫ちゃんの活動スペースを広げられます。
賃貸で床を傷つけたくない場合は、キャスター付き(=底に車輪がついて動かせる仕組み)を選んでおくと、掃除のたびに持ち上げなくていいので本当にラクですよ。
体の大きめな猫ちゃんや、ふっくらタイプの子だと「幅80cmで足りるの?」と気になるところ。
もちろん個体差はありますが、奥行きや段数と組み合わせれば、大きめサイズの子でもゆったり過ごせる設計のものが多いんです。
横幅だけでなく、奥行きと高さのトータルで考えるのがコツなんですよ。
サイズが決まったら、次は中身の機能面。
ここを押さえておくと、買ってから「思ってたのと違う、、、」を防ぎやすくなります。
とくに毎日のことになるのがお手入れなんですよね。
引き出し式トレー(=底のトレーを引き出してそのまま洗える仕組み)があるかどうかで、掃除の手間がぐっと変わってきます。
それでは、ここからは幅80cm前後のおすすめを、タイプ別にご紹介していきますね。
まずは、来客時や掃除中、通院前後などに「ちょっとだけ待っててね」という場面で活躍するタイプから。
普段はコンパクトにしまっておけるので、常設はちょっと、、、という飼い主さんにも取り入れやすいんですよ。
こちらは上部開閉式で、抱っこした猫ちゃんをそのまま上からそっと入れられるのが便利なところ。
キャスター付きなので、引っ越しや掃除のときの移動もスムーズです。
次にご紹介するのは、メッシュ素材で軽さを重視したポータブルタイプ。
全面メッシュ(=網状の生地で通気性が高い仕様)で風通しがよく、折りたたむと薄くたためて収納しやすいんです。
大型の猫ちゃんにも対応しやすい広さがあるので、防災用のサブケージとしても心強いですよ。
もう少ししっかりした造りがよければ、こちらのハンモック付きも。

組み立て不要の折りたたみ式で、届いてすぐ使えるのがうれしいポイント。
格子の間隔を抑えた脱走しにくい構造で、スロープ階段(=段差をゆるやかにつなぐ通路)とハンモックも付いています。
落ち着ける居場所を作りやすい1台なんですよ。
常設して「猫ちゃんのおうち」として使うなら、段数のあるタイプが使い勝手いいですよね。
上下運動ができると、限られた床面積でも運動量を確保しやすいんです。

アーチ型デザインで開放感があり、幅79cmとまさに幅80cnクラス。
複数の大きな扉付きで、お世話もお掃除もしやすい設計です。
2段・3段が選べるので、猫ちゃんの活発さに合わせられますよ。
「掃除のしやすさを最優先したい」という飼い主さんには、収納引き出し付きのこちらを。
屋根付きの家型デザインがかわいらしく、底部は引き出し式トレー。
さらに猫用品をまとめておける収納引き出しも付いているので、フードやおもちゃがケージまわりで散らからないのが助かります。
3段でしっかり運動させたいなら、こちらの広々設計もおすすめ。

スロープ階段とステップで無理なく上下移動でき、頑丈な構造で安定感があります。
スペースを分けて使えるので、環境を整えやすいんですよね。
折りたたみもできる2段タイプなら、こちらも人気です。
全面格子構造で通気性がよく、使わないときはたためてコンパクトに。
キャスター付きで動かしやすく、サブケージとしても日常使いとしても、どちらでもいけるバランスのいい1台です。
これから頭数が増えるかも、という飼い主さんには、積み重ねて広げられるタイプが安心。

最大3段まで積み重ねられる設計で、各段が独立した構造。
掃除や来客、体調管理のための一時的な隔離など、猫ちゃんごとに空間を分けたい場面で柔軟に使えます。
省スペースで縦に伸ばせるのが、多頭飼いさんにうれしいところなんですよ。
なお、体調不良での隔離を考えている場合は、気になる症状があれば早めに獣医師に相談してみてくださいね。
「ケージがお部屋で浮くのがイヤ、、、」という声、本当に多いんです。
個人的にも、リビングに置くならデザインは妥協したくないところですよね。
そんな飼い主さんには、天然木の木製タイプを。

幅80cmの木製ケージで、上下に分けて使える2段構造。
縦型スラット(=木の板を縦に並べたデザイン)で通気性がよく、中の様子も見やすくなっています。
爪とぎポールも付属していて、家具のような佇まいでリビングにすっとなじむんですよ。
価格帯は上がりますが、インテリアとの調和を大切にしたい方には長く付き合える1台です。
幅80cm前後の猫ケージは、置きやすさと快適さのバランスがとりやすい、迷ったときに頼れるサイズ感なんですよね。
一人暮らしや賃貸のお部屋にもなじみやすく、段数や機能を組み合わせれば、大きめの猫ちゃんや多頭飼いにも対応しやすいのが魅力です。
選ぶときは、横幅だけでなく奥行き・高さのトータルで考えること、そしてお手入れのしやすさや移動のしやすさもあわせてチェックしてみてくださいね。
一時使用の折りたたみから毎日の定番、木製のインテリア調まで、選択肢は本当にいろいろ。
あなたと猫ちゃんの暮らしに、ぴったりの幅80cmが見つかりますように。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。