猫ケージをおしゃれに見せる基本のルール

ケージがどうしても野暮ったく見えてしまうのには、ちゃんと理由があります。

まずは、おしゃれに見せるための基本を押さえておきましょう♪

生活感が出やすいケージの特徴

生活感が出やすいケージには、こんな共通点があります。

☑ 原色や派手な色使いのケージ
☑ プラスチック製の安っぽい質感
☑ トイレや食器が丸見えの状態

ピンクや水色など、部屋の色と調和しない色は目立ってしまいます。

プラスチック製は遠くから見ても素材感が伝わって、どうしても生活用品に見えちゃうんです。

そして、ケージの中が雑然としていると、どんなにデザインが良くても台無しになってしまいます。

部屋に溶け込むケージの共通点

反対に、部屋に自然と馴染むケージにも特徴があります。

部屋の基調色に近い色を選んでいる
白い壁なら白やベージュ、木製家具が多いなら茶系といった感じです。

家具と同じ素材感を持っている
リビングに木製テーブルがあるなら、木枠のケージを選ぶと統一感が生まれます。

ケージ周辺の空間も含めて整えられている
ケージの下にマットを敷いたり、横に観葉植物を置いたりするだけで印象がガラッと変わりますよ。

あなたの部屋に合うケージの選び方

ケージ選びで最も大切なのは、今住んでいる部屋との相性です。

部屋の特徴に合わせて選ぶと、自然と馴染みやすくなります♪

白い壁の部屋に合うケージ

白い壁の部屋なら、選択肢は広がります!

ホワイトやアイボリーのケージを選べば、壁と一体化して目立ちません。

逆に、あえて木製の茶色いケージを選ぶ方法もあります。
アクセントとして機能して、北欧風の雰囲気を作れますよ。

避けたいのは、黒やグレーの濃い色。
白い壁に対して浮いてしまって、ケージの存在感が増してしまいます。

フローリングの色に合わせる

床の色とケージの色を揃えると、空間に統一感が生まれます。

明るい色のフローリング
ナチュラルな木製ケージがよく合います。
床から自然に立ち上がるような印象になって、違和感がありません。

ダークブラウンのフローリング
同系色の濃いめのケージを選びましょう。
床と色のトーンを合わせることで、落ち着いた雰囲気になります。

家具の雰囲気から逆算する方法

すでに置いてある家具に合わせる選び方もあります。

テレビ台やシェルフが木製なら、同じような木目のケージを探してみてください。
家具の延長線上にケージがあるように見えて、自然に溶け込みます。

スチール製のシェルフやガラステーブルがあるなら、金属フレームのケージが合いますよ。
インダストリアルな雰囲気に統一できます♪

ケージのサイズと置き場所の決め方

おしゃれに見せるには、サイズと場所の選び方も重要です。

大きすぎると圧迫感が出て、どんなデザインでも野暮ったく見えちゃいます。

リビングには2段までがおすすめ

リビングは人が集まる場所なので、圧迫感を抑えることが大切です。

3段以上のケージは高さがあって、視界を遮ってしまいます。
2段までに抑えれば、家具と同じくらいの高さになって目立ちません。

それに、低めのケージならケージの上に小物を飾ることもできますよね。
写真立てや観葉植物を置けば、ただの飼育用品ではなくインテリアの一部になります。

寝室に置く場合の注意点

寝室にケージを置くなら、落ち着いた雰囲気を保つことが大切です。

明るい色や大きなケージは、リラックスを妨げる要因になってしまいます。
寝室の家具に合わせた、シンプルで主張しすぎないデザインを選びましょう。

ベッドの足元に置くと視界に入りにくくなりますよ。
寝たときに目に入る位置は避けた方が、空間がすっきり見えます。

ワンルームでも圧迫感を出さないコツ

ワンルームでは、ケージの存在感が特に気になりますよね。

まず、部屋の隅に配置することで視界の邪魔になりません。
入口から見て奥の角に置くと、部屋が広く感じられます。

また、折りたたみ式のケージを選ぶのも一つの方法です。
来客時や掃除のときに片付けられるので、柔軟に対応できますよ♪

素材別に見るケージの印象

ケージの素材によって、部屋に与える印象は大きく変わります。

それぞれの特徴を知って、自分の部屋に合うものを選びましょう。

木製ケージが馴染みやすい理由

木製のケージは、多くの部屋で違和感なく溶け込みます。

木という素材自体が持つ温かみが、生活空間に自然と調和するんです。
テーブルやチェストと同じ素材なので、家具の一部として見えやすくなります。

ただし、木製ケージは重さがあって移動しづらい点には注意が必要です。
設置場所を決めたら、そこで長く使う前提で選びましょう。

スチール製をおしゃれに見せるには

スチール製のケージは、選び方次第でスタイリッシュに見えます。

黒のマットな塗装や、細いフレームのデザインを選ぶのがポイント!安価なものは光沢のあるメッキが多くて、チープに見えてしまいます。

スチール製は圧迫感が少ないという利点もあります。
柵が細いので視界が抜けて、部屋が狭く感じにくいんです。

布カバー付きケージの使いどころ

布カバーで覆えるタイプのケージもあります。

来客が多い家なら、サッと隠せるので便利ですね。
ただし、常にカバーをかけたままだと猫にストレスがかかる場合も...。

日常的にはオープンにして、必要なときだけカバーをかける使い方がおすすめです。
カバーの色や柄も、部屋の雰囲気に合わせて選べますよ♪

猫の快適性も忘れずにチェック

おしゃれさだけで選ぶと、後悔することもあります。

猫にとっての快適さも、必ず確認しておきましょう。

見た目重視で後悔したケース

デザインだけで選んで失敗したという声はよく聞きます。

  • 柵の間隔が広すぎて子猫が脱走してしまった
  • 扉が小さくて、猫を出し入れするのが大変だった
  • 掃除しづらい構造で、結局使わなくなってしまった

こうした問題は、購入前のチェックで防げますよ。

デザインと機能を両立させるポイント

おしゃれで使いやすいケージには、いくつか共通点があります。

☑ 扉が大きく開くかどうか
☑ 底のトレイが引き出せるかどうか
☑ 猫が上下運動できる高さがあるか

扉が大きいと、猫を抱えて出し入れしやすくて日常的なストレスが減ります。

底のトレイが引き出せないと、トイレ掃除が大変で衛生面で問題が出てきちゃいます。

そして、狭すぎるケージは猫のストレスになるので、適度な広さは確保しましょうね。

ケージ周りを素敵に見せる工夫

ケージ本体だけでなく、周辺の小物使いでも印象は変わります。

少しの工夫で、ぐっとおしゃれに見せることができますよ♪

ケージの下にマットを敷く

床に直接ケージを置くより、マットを敷いた方が見栄えがよくなります。

ジュートや竹製のマットなら、ナチュラルな雰囲気に。
グレーやベージュの無地のラグなら、どんな部屋にも合わせやすいです。

マットを敷くことで、ケージの設置スペースが明確になります。
そのエリアだけが猫のスペースと認識されて、部屋全体がすっきり見えるんです。

観葉植物を隣に置く

ケージの横に観葉植物を置くと、空間が一気に洗練されます!

植物があることで、ケージが「飼育用品」から「インテリアの一部」に変わります。
特に、高さのある植物を隣に配置すると、ケージの無機質さが和らぎますよ。

サンスベリアやモンステラなど、手入れが楽な種類がおすすめです。
ただし、猫が食べると危険な植物もあるので、配置には注意してくださいね。

ケージ上のスペースを活用

2段ケージなら、天板の上も活用できます。

写真立てや小さな雑貨を飾れば、ケージ感が薄れます♪カゴに猫用品をまとめて置いておくのも、見た目がすっきりしていいですね。

ただし、重いものは載せないようにしましょう。
ケージが不安定になったり、天板が歪んだりする可能性があります。

実例から学ぶ配置パターン

具体的な配置例を見ると、イメージが湧きやすくなります。

いくつかのパターンをご紹介しますね。

窓際に置いた木製ケージ

窓際は自然光が入るので、猫も喜ぶ場所です。

木製ケージを窓の横に配置すると、日光で木目が美しく見えます。
カーテンの色と揃えれば、窓周りに統一感が生まれますよ♪

ただし、直射日光が長時間当たる場所は避けましょう。
夏場は特に、ケージ内が高温になってしまいます。

壁に寄せて家具のように見せる

ケージを壁にぴったり寄せると、作り付けの家具のように見えます。

特に、シェルフやテレビ台の隣に並べて配置する方法が効果的です!高さを揃えることで、一列に並んだ家具の一つとして溶け込みます。

ケージの色を隣の家具と合わせると、さらに一体感が増しますよ。

カーテンで目隠ししながらおしゃれに

どうしてもケージが目立ってしまう場合は、布で工夫する方法もあります。

突っ張り棒とカーテンで、ケージの前だけを隠すことができます。
無地のリネンカーテンなら、インテリアを損なうことなく目隠しできますよ。

完全に隠すのではなく、半分だけカーテンをかけるのもおしゃれです。
猫の様子も見えて、程よく存在感を抑えられます♪

予算別に考えるケージ選び

予算によって、選べるケージの種類は変わってきます。

それぞれの価格帯で、おしゃれに見せるコツをご紹介しますね。

1万円以内で工夫する

予算が限られていても、工夫次第でおしゃれに見せられます。

シンプルな白やベージュのスチール製ケージを選びましょう。
派手な色や複雑なデザインより、シンプルな方が部屋に馴染みます。

そして、ケージ周りの小物に予算を使うのがポイント!マットや観葉植物で演出すれば、ケージ自体が安価でも洗練されて見えます。

2〜3万円台のケージ

この価格帯になると、素材やデザインの選択肢が広がります。

木製フレームのケージや、デザイン性の高いスチール製が手に入ります。
見た目の質感が上がるので、特別な工夫をしなくても様になりますよ♪

また、折りたたみ機能やキャスター付きなど、機能性も両立できます。
日常の使いやすさも考えると、このくらいの予算が現実的かもしれません。

長く使うなら投資する価値あり

5万円以上の高価格帯には、それなりの理由があります。

天然木を使った頑丈な作りで、何年も使える耐久性があります。
安価なものは数年で劣化してしまうことも多いんです。

また、細部の作り込みが違います。
扉の開閉がスムーズだったり、掃除しやすい構造だったり...。
毎日使うものだからこそ、使い勝手の良さは重要ですよね。

長く使うことを考えれば、初期投資として悪くない選択肢でしょう。

よくある疑問にお答えします

ケージ選びでよく出てくる疑問について、お答えしますね。

ケージは本当に必要?

猫を飼う上で、ケージは必須ではありません。

ただし、いくつかの場面でケージがあると便利です。
子猫のうちは、留守番中の安全確保に役立ちます。
来客時や災害時の避難場所としても使えますね。

一方、成猫で完全室内飼いなら、ケージを使わない選択もあります。
自分の生活スタイルと猫の性格を考えて判断しましょう♪

来客時だけ使うのはあり?

普段は使わず、必要なときだけケージに入れる方法もあります。

この場合、折りたたみ式のケージが便利です。
使わないときは収納でき、部屋を広く使えます。

ただし、猫がケージに慣れていないと、入れたときにストレスを感じることも...。
時々ケージで過ごす練習をしておくと、いざというときスムーズですよ。

多頭飼いでもおしゃれにできる?

猫が複数いる場合、大型のケージが必要になります。

大きなケージは存在感があるので、配置場所が重要です。
部屋の隅や、家具と並べて配置することで目立ちにくくなります。

また、1匹ずつ小さなケージに分ける方法もあります。
統一感のあるデザインで揃えれば、並べて置いてもすっきり見えますよ♪


おしゃれな猫ケージは、選び方と配置の工夫で実現できます。

部屋の雰囲気に合わせて、猫も飼い主も快適に過ごせるケージを見つけてくださいね!