
猫用ケージを探していると、スチール製やワイヤー製に混じって「樹脂製」「プラスチック製」という言葉が出てきて、正直どれがいいのか迷いますよね。
金属より軽いのか、丸洗いできるのか、うちの子に合うのか、、、気になるポイントはたくさんあると思います。
この記事では、樹脂(=プラスチック系)の猫ケージの特徴を、メリットも気をつけたい点もフラットにお伝えします。
透明アクリルタイプやプラケージ、樹脂サークルまで、タイプ別に具体的な商品も紹介しますね。
あなたと愛猫にちょうどいい一台を、一緒に見つけていきましょう。
記事の監修者
猫用ケージの素材と聞くと、まず思い浮かぶのはスチール(金属)やワイヤーですよね。
そこに並んで最近よく見かけるのが、樹脂製(=プラスチック系素材)のケージなんです。
樹脂ケージとひとことで言っても、実はいくつかタイプがあります。
全体がプラスチックでできた「プラケージ」、透明なアクリル(=樹脂の一種で、ガラスのように透き通って見える丈夫な素材)を使ったタイプ、柵をつないで使う樹脂サークル(=囲って簡易的なスペースを作る柵)など、選択肢は意外と幅広いんですよ。
「金属じゃないと不安かな、、、」と感じる飼い主さんもいると思います。
でも樹脂には樹脂の良さがあって、住環境や愛猫の性格によっては、むしろこちらの方がしっくりくることも多いんです。
まずは、樹脂製ならではのメリットを整理してみますね。
特に 「軽さ」と「洗いやすさ」 は、毎日のお世話にダイレクトに効いてくるポイント。
猫はきれい好きな子が多いので、掃除のしやすさを重視したい飼い主さんには、樹脂製はかなり相性がいいんですよ。
もちろん、良いことばかりではありません。
樹脂製は金属に比べると、かじり癖の強い子だと傷がつきやすいことがあります(これは個体差が大きいところ)。
また、大きめサイズで力の強い子の場合は、頑丈さを最優先するならスチール製の方が向くケースもあります。
スチール製は耐久性やパワーに強く、樹脂製は軽さ・清潔さ・静かさに強い、というイメージで捉えてもらえると選びやすいと思います。
どちらが上ということではなく、あなたの住環境と愛猫のタイプ次第なんですよね。

ここからは、樹脂ケージを3つのタイプに分けて、具体的な商品と一緒に見ていきます。
「中の様子がよく見えると安心」という飼い主さんに人気なのが、透明タイプです。
まずは、いちばんコンパクトに始められる一台から。
透明アクリルを使った1段タイプで、内部が見やすく、来客時や引っ越しなどの一時的な待機スペースとして使いやすいケージ。
上下運動はできない作りなので、短時間の使用向けと考えておくと安心ですね。
同じ透明でも、積み重ねて拡張できるタイプもあります。
透明ドア付きの1段タイプで、段を足して縦に広げられる積み重ね式(=複数段を自由に組み合わせて使える仕組み)。
丸窓付きの休息スペースや、通気に配慮された側面設計もうれしいところなんです。
上に収納棚が付いた、ちょっと便利なタイプもありますよ。
大きな透明窓から愛猫を見守りやすく、上部にフードや猫用品を置ける収納棚が一体化。
省スペースで置けて、インテリアにもなじみやすいのが魅力です。
もう少し広さと掃除のしやすさが欲しい方には、こちらがおすすめ。

透明窓付きで見守りやすく、 引き出し式の砂取りトレー(=底のトレーを引き出して丸ごと洗える仕組み) を搭載。
猫砂の飛び散りを抑えつつ、お手入れも手早く済ませられます。
多頭飼いや上下運動もさせたい場合は、段数のあるタイプが候補になります。

最大3段でゆとりある空間を確保でき、透明扉で中を見守りやすい設計。
引き出し式トイレスペースで生活空間とトイレを分けやすく、木目調の天板がインテリアにもなじみます。
デザイン性も妥協したくない飼い主さんには、白基調のこちら。

白を基調にしたおしゃれな縦格子デザインで、透明扉から中を見守りやすい一台。
二重扉とロック機能(=扉が不意に開かない脱走防止の仕組み) で、出し入れのしやすさと安全面のバランスに配慮されています。
キャスター(=底のコロで動かせる仕組み)付きで移動もスムーズなんですよ。
たっぷり広くて多頭対応もしたいなら、こちらも見てみてくださいね。
3段構造で広々使え、各段に透明扉を採用した多頭飼い対応タイプ。
段ごとに空間を分けられるので、複数の猫がそれぞれ落ち着けるスペースを持ちやすいんです。
キャスター付きで移動もラクにできます。
「とにかく丸洗いしたい」「サビが気になる」という方に向くのが、全体がプラスチックでできたプラケージです。
まずは基本の作りから見てみましょう。

軽量・丸洗いOK・サビないというプラスチックの良さを活かした室内用ケージ。
天面と前面に大きめの扉が付き、天面は開閉も取り外しもできてお世話しやすい設計です。
キャスター付きで掃除もスムーズ。
1段は小型犬にも、2段以上は猫におすすめの作りになっています。
猫にゆとりを持たせたいなら、2段タイプが使いやすいですよ。
同じプラケージの2段タイプで、上下の移動スペースを確保できる作り。
天面・前面の大きな扉で出し入れがしやすく、丸洗いのしやすさはそのまま。
清潔さを重視したい飼い主さんにフィットします。
ケージほどがっちりではなく、ゆるく囲いたい場合はサークルも便利です。
工具不要でつなぐだけの樹脂製ペットサークルで、高さ60cmと人がまたぎやすい設計。
プラスチック製で丸洗いでき、すべり止めのゴム脚付き。
枚数を足して広げたり、使わないときはコンパクトに収納したりと、融通が利くんです。
タイプが見えてきたところで、選ぶときに見ておきたいポイントを整理しますね。
1段タイプは、来客時やお留守番など短時間の使用に向いています。
一日の多くをケージで過ごす場合や、上下運動もさせたいなら、2段以上を選ぶと猫が無理なく動けます。
愛猫の年齢や運動量に合わせて選んでみてくださいね。
引き出し式トレイが付いていると、底だけサッと引き出して洗えるので、本当にラクなんです。
砂の飛び散りが気になる方は、砂取りトレー付きや透明窓付きを選ぶと、日々の掃除の負担が減りますよ。
好奇心旺盛な子や力の強い子の場合は、ロック機能や二重扉があると安心感が違います。
かじり癖が強い子は、樹脂の傷みが気になることもあるので、様子を見ながら使ってあげてください。
もし飲み込みなどが心配な場合は、気になる段階で獣医師に相談してみると安心です。
最後に、ちょっとした工夫をお伝えします。
床にすべり止めマットや床材を敷くと、ツルツルしがちな樹脂の床が歩きやすくなり、シニアの子や関節が気になる子にもやさしくなります。
直射日光が長時間当たる場所は、素材の変色や熱こもりの原因になりやすいので、置き場所は少し配慮してあげるといいですよね。
定期的に丸洗いできるのが樹脂の強みなので、その良さをぜひ活かしてあげてください。
樹脂(プラスチック)の猫ケージは、軽くて・洗いやすくて・サビないという、毎日のお世話にうれしい素材です。
透明アクリルタイプなら見守りやすさとインテリア性、プラケージなら清潔さ、サークルなら手軽さと、タイプごとに得意分野があります。
スチール製の頑丈さとはまた違った心地よさがあるので、あなたの住環境と愛猫の性格に合わせて選んでみてくださいね。
きっと、飼い主さんにも猫ちゃんにも、ちょうどいい一台が見つかりますよ。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。