
猫ちゃんをケージに入れたとき、「床が固くて冷たそう、、、」「なんだか落ち着かなそうにしてる」と気になったことはありませんか。
ケージの底トレーはそのままだとツルツルして滑りやすく、寒い時期はひんやりしがちなんですよね。
そこで頼りになるのが、ケージに敷く「敷物」なんです。
この記事では、敷物が必要な理由から、マット・ハンモック・ベッドといった種類ごとの選び方、季節に合わせた使い分け、リビングに置いても浮かないおしゃれなアイテムまでまるっとご紹介します。
うちの子がケージの中でくつろげる空間づくり、一緒に考えていきましょう。
記事の監修者
結論からお伝えすると、ケージの床に何か一枚敷いてあげると、猫ちゃんの過ごしやすさがぐっと変わります。
ケージの底は多くの場合、引き出し式トレイ(=下から引き出してそのまま洗える受け皿の仕組み)や、プラスチック・金属の床になっていますよね。
このままだと表面がつるっとしていて、爪が引っかからずに滑ってしまう子も多いんです。
正直、フローリングの上で猫がツルッとするのと同じ状態、、、と考えるとイメージしやすいと思います。
さらに冬場は床から冷えが伝わりやすく、夏は素材によっては熱がこもることも。
敷物を一枚はさむだけで、滑り防止・保温・汚れ受けの3つをまとめてカバーできるんですよ。
もちろん好みには個体差があります。
ひんやりした床が好きな子もいれば、ふかふかを好む子も多いです。
うちの子の様子を見ながら選んでみてくださいね。
ひとくちに「敷物」と言っても、実はいくつかタイプがあります。
ざっくり分けるとこんな感じです。
このうち、マットやペットシーツは市販の汎用品を組み合わせて使うことが多いですね。
一方で、ハンモックやベッドはケージにセットしたり中に置いたりするだけで、敷物の役割をしっかり果たしてくれます。
まずは、はじめから敷物がセットになったケージを見ていきましょう。
「別々に揃えるのは正直めんどう、、、」という飼い主さんには、最初からマットやハンモックが付いているケージがラクなんですよ。

たとえば、こちらは届いたその日から使えるタイプ。
折りたたみ式(=組み立て不要で広げるだけの仕組み)で、ハンモックと床用マットが付属しているので、セットしてすぐに猫ちゃんの居場所が整います。
防錆加工の丈夫な作りで、底のトレーは引き出して洗えるのもうれしいところ。
もう少しコンパクトに使いたいなら、格子の間隔を抑えた脱走しにくい設計のこちらもチェックしてみてください。
スロープ階段とハンモックを備えていて、幅広ステップで移動もしやすい2段タイプ。
取り外し可能なトレー付きなので、汚れたときのお手入れもスムーズなんです。
高さを活かして上下運動をさせてあげたい場合は、3段のこちらが向いています。
各階にゆとりがあり、ハンモック付き。
キャスター付き(=床を転がして動かせる仕組み) なので、お掃除やレイアウト変更のときに動かしやすいのも助かります。
敷物は、実は季節ごとに入れ替えてあげると一年中快適に過ごしやすくなります。
冬場は床からの冷えが気になりますよね。
そんなときは、保温性のあるベッドやクッションをケージの中に置いてあげる方法があります。

こちらは、寒い季節のくつろぎスペースにぴったりのハウス型ベッド。
やわらかい素材で体を包み込むような形状になっていて、中のクッションでぬくぬく過ごせます。
持ち手付きなので、ケージから出してソファのそばへ移動、なんて使い方もしやすいんですよ。
丸ごと囲まれた「隠れ家」が好きな子には、こんな爪とぎ機能付きのハウスもおすすめです。
複数の出入り口や覗き穴があって、屋根部分は爪とぎマット仕様。
休憩と遊び、そしてストレス発散をひとつでカバーできる多機能タイプなんです。
反対に、夏場は熱がこもらない敷物を選びたいところ。
天然素材の編み込みタイプなら、風が通り抜けやすくて涼しげです。
脚付き設計で床から少し浮くため、通気性にしっかり配慮されたつくり。
ナチュラルな見た目でお部屋にもなじみやすく、ケージ内はもちろん、そのままリビングに置いても様になります。
もっと開放感のある寝床を探しているなら、吊り下げ式のこちらも涼しく過ごせます。
編み込みの球体デザインで、こもり感がありながら通気性も両立。
台座付きで安定するので、設置場所を選びにくいのも魅力なんですよ。

ケージをリビングに置く飼い主さんなら、インテリアになじむデザインかどうかも気になりますよね。
生活感が出やすいケージまわりだからこそ、天然木や天然素材のアイテムを合わせると空間がぐっと落ち着きます。
木のぬくもりを感じられる、多頭飼いにも対応した猫用ケージがこちら。
ハンモックや爪とぎポールを備え、前面は大きな透明扉(=中の様子が見やすい仕組み)。
底部の引き出し収納で小物もすっきり片づき、家具のように置けるのが人気の理由なんです。

木目調の天板でさらりとまとめたいなら、2段タイプのこちらも取り入れやすいですよ。
吊り下げ式のハンモック付きで、食器や給水器を取り付けられるつくり。
見た目と使い勝手のバランスを大事にしたい方にちょうどいい一台です。
ケージの外に「もう一つの寝床」として置くなら、手編みのかわいいハウスもいい味を出します。
きのこ型の天然素材デザインで、小窓や入口の装飾が遊び心たっぷり。
軽くて移動しやすいので、季節や気分でお部屋の中を移動させても楽しめます。
多頭飼いの飼い主さんや、掃除のしやすさを重視したい方には、トイレスペースと休憩スペースを分けられるケージが便利なんです。
敷物を敷く場所と、粗相しやすいトイレまわりが分かれていると、洗う範囲を絞れてお手入れがぐっとラクになります。
下部にトイレを収められる2段設計で、天板は猫用品を置くスペースとしても活用可能。
通気性に配慮された構造で、見た目もすっきりまとまります。
こうしたケージに、洗い替え用のマットやペットシーツ(=使い捨てできる吸水シート)を組み合わせておくと、汚れたときにサッと交換できて衛生的ですよ。
最後に、敷物を選ぶときに見ておきたいところを簡単にまとめますね。
特に、生地をかじってしまう子や誤飲が心配な子の場合は、少し目を離しても安心な素材を選ぶと安心なんですよ。
もし食欲や体調で気になることがあれば、獣医師に相談してみてくださいね。
敷物はワンシーズンでへたることもあるので、定期的に状態を見て入れ替えてあげるのがおすすめです。
猫のケージに敷く「敷物」は、滑り防止・保温・汚れ受けと、地味だけど頼れる存在なんです。
はじめから敷物やハンモックが付いたケージを選べば準備の手間が減りますし、季節に合わせてあったかベッドや通気性のいい素材に替えてあげると、一年を通して快適に過ごしやすくなります。
リビング置きなら、天然木や天然素材のデザインを選ぶと空間になじみやすいですよ。
うちの子の好みには個体差がありますから、様子を見ながら「これが落ち着くみたい」という一枚を見つけてあげてくださいね。
この記事が、あなたと猫ちゃんの心地よいケージづくりのヒントになればうれしいです。
本記事は、認定トリマー・愛玩動物飼養管理士・動物取扱責任者・キャットグルーマーの資格を持つ富崎章子が監修しています。三重県ドッグサロン「pawpad」店長として、トリマー歴20年・犬猫あわせて数千頭のトリミング・ケアの実績に基づき、清掃性・安全性・耐久性まで考慮したペット用品選定のアドバイスを行っています。
富崎 章子
CageRoom(ケージルーム)は、ペットケージに特化した専門通販サイトです。 犬・猫・小動物・鳥まで、幅広いペット種に対応したケージを取り揃えています。 一般的なペット用品サイトとは異なり、すべてのケージを「安全性」「サイズ適合性」「通気性」「掃除のしやすさ」「インテリアとの調和」の5つの基準で評価・選定しています。 犬種・猫種ごとの体格差やライフステージを考慮し、ペットにとって本当に快適な空間を提案します。